マイコンクラブ「夢作士」 ・ 平成27年度

平成27年12月23日(祝)13.00~16.30 第261回・夢作士定例会

★小川氏「ネット上で操作するSBC(シングルボードコンピュータ)のGPIO」


超小型のコンピュータが普及して来るとそれらの設置先はけして室内だけではなくなります。 また人のいない場所での設置や遠隔データ収集などの仕事などにも活用が可能になります。 その際にSBCの操作をどのようにするかの実際を研究してみます。

★小川氏「夢の宅配システム「いよいよ始まるドローンによる宅配システム」


無人遠隔飛行物体「ドローン」による宅配サービスがいよいよ実現のための実験が始まります。 このシステムは可能になれば配送業界の革命が起きるとも言われてきました。 輸送コストは現在の3分の1になり宅配スピードは10分の1になると言われます。 その実際の構想をご紹介します。「日本の空にドローンがいっぱい飛ぶ日が来る!」

★桐山 氏 「Raspberry Piを用いた10KeyPadとマウス使用の動画(****.m4v)再生機」


今年も桐山さんは様々な応用研究をしてきました。Raspberry Piはそのような研究開発を実現する実力を 備えたボードとしても注目を浴びています。単なる評価ボードとして終わることのない実力と性能を是非 応用して製品開発をしてみたいです。 今月の報告は動画再生機を製作し操作はテンキーとマウスで行うそうです。お楽しみに!

★星野 氏  「2種類の幸福感」 ・・・ 向上心追求型と快楽追求型では、どちらが幸福か?」


誰でも生きていくための幸福感があります。それがあるから行動もするし努力もするのでしょう。その感覚は各自様々な思いがあると思います。ちょっと哲学の勉強ですが考えて見ましょう。として、新聞に連載の「100歳への道」から、「2種類の幸福感」である「快楽」より「向上心」で免疫アップ。「幸福ほど長寿」で「右脳の一部活性化が長寿のカギ」という話があった。

平成27年11月22日(日)13.00~16.30 第260回・夢作士定例会

★小川氏「ぞくぞく登場のSBC(シングルボードコンピュータ)の世界」


ぞくぞく登場のSBC(シングルボードコンピュータ)の世界ですが、 今話題のIoT技術の 裏でこれらの超小型のコンピュータが大活躍しています。 そして世界的にヒットしたRaspberryPiに続けとばかりに多くのボードが低価格に また高性能になってぞくぞく登場してます。今回はその中のいくつかを紹介します。 またこれらSBCを動かすOSの数々についても紹介したいと思います。 目玉は!新しいSBCの紹介では・・・Orange Pi が超価格破壊($15)で登場、その実力は!と、最新の超小型コンピュータの解説があった。

★桐山 氏 「RaspberryPiにステップモーターを接続し制御方法」

評価ボードをいろいろいじっているとモーターを制御したくなります。 ただのDCモーターならリレーのON/OFFですぐ出来ますがステップモーターと なるとドライバー回路や制御プログラムを工夫しないと上手く動作しません。 いままで多くのボードを手がけてきた桐山さんですが今回はRaspberryPiで モーター制御に挑戦です。 ArduinoやPICなどのマイコンでも制御回路は組めますが、RaspberryPiのGPIOに 各種モーター回路を接続することで直接画面でモーター制御を確認しながらできます。 言い換えればPCにモーターを直接繋いで制御するのと同じことですが、PCには そのような直接制御できる入出力(GPIO)がありませんね。

平成27年10月25日(日)13.00~16.30 第259回・夢作士定例会

★桐山 氏 「RaspberryPiに小型カラー液晶パネルの接続と制御方法」

RaspberryPiにはパソコン同様に映像出力があり外部にHDMI接続で高画質のモニターを 使うことが出来ます。RspberriPiにはCPUとは別に高性能なGPUが搭載されています。 この機能を存分に使うことで静止画は元より動画も難なく再生します。 また今回桐山さんの報告にありますようにGPIOにSPI接続した液晶パネルを直接制御 することで表示画面を開発することが出来ます。 そのSPI接続のカラー液晶パネルの使い方をご説明いただきます。

★小宮 氏「ソーラーバイクレース2015の参戦レポートです。」

毎年盛んになるソーラーバイクレースが先月9月19,20日に行われました。 小宮さんのチームも参加されたよでその結果報告とバッテリー制御をマイコンで 制御するアイデアを紹介していただけます。お楽しみに!

★USBポートの電源問題

USBポートは外部の機器と通信する制御信号とともに5Vの電源を供給することが出来ます。 しかし気をつけないければ行けないのが流せる電流の制限です。 規格では500mAまで流せるとありますがそれはトータルでの話しで2ポートの場合はその半分で あることを考慮にしてください。これはUSBコントロールチップの規格制限(500mA、MAX)です。 USBポートが4つあるからと言って2A流せるとは思わないでください。 またRaspberryPiにはこの使い方を制御するコマンドが用意されています。

平成27年09月20日(日)13.00~16.30 第258回・夢作士定例会

★小川氏「新しくなったRaspberry Pi2 を使ってみよう。」

先月のお伝えしましたようにRaspberry Pi2の登場でかなり性能が強化されました。 またWindows10などの新しいOSも実装可能とのことで俄かに話題になっています。 今月は再度Raspberry Piの実力を再検証していろいろな環境で使う設定および 実験をしてみます。 皆さんも実機Raspberry Pi2をお持ちでしたら実験に参加してください。
尚、当日は下記の実験を行います。
(1)Rasbianの実装と環境設定
(2)画像処理の実験、 画像左:黒いものカメラ、画像右:カメラで撮影した室内の様子
(3)SSHサーバーを利用したPC上での操作
(4)GPIOの操作とWifi環境の構築
(5)Windows10の実装とその開発環境

★星野 氏  「電子楽器 キーボードの紹介」


最近、楽器演奏を楽しんでいるとの事のようですが演奏会をひかえて猛特訓中とのことです。最近の進化した電子キーボード(ピアノにもオルガンにもシンセサイザーにもなる) 紹介です。音楽を楽しめ指の動きで脳の活性化にもなります。

平成27年08月30日(日)13.00~16.30 第257回・夢作士定例会

★小川氏「高性能なRaspberryPiに他のOSをインストールしてみよう。」

RaspberryPiにDOSBOXを組み込み他のOSをエミュレーションすると 様々な環境が生まれます。 マイクロソフトのWindowsは元より市販のゲームマシンにも変身、Androidなどの 新しいOSも組み込めます。

★桐山 氏  「WIndows95 インストール実験の経過を紹介くださいます。」

★最近登場のWindows10 を RaspberryPiにインストールしてみよう。
★RaspberryPiをWi-FI環境で無線化してデータを転送する。
★Python言語を学ぼうではraspbian上でのコンパイルの原理を理解しましょう。 

平成27年07月26日(日)13.00~16.30 第256回・夢作士定例会

★小川氏「Raspberry Pi の実力を見る。」

兼ねてより噂のRaspberry Pi 2 も発売され、その実力もかなりの物です。 マイクロソフト社はこのRspberryPi上で動作するWindows10を近々公開します。
(1)まずは、ライバルを含めてその性能をチャックしてみましょう
人気のRaspberry Piですがそのライバルや後発の実力機も多く存在します。 ここでRaspberry Piのライバルとの実力を検証してみましょう。
サンプル機 : Raspberry Pi+ , Banana Pi , Raspberry Pi 2 ,Orangi Pi
(2)Raspberry Piの面白い実験
「MS-DOS を導入してみます」
→「次にWindows3.1 をインストールしてみましょう。」
懐かしいPCのギミックですが、その動きはかつてのPCの比ではありません。 ともにこの小さなボードが20年前のPC環境をきびきび動く様はとても驚きです。 当時の懐かしいゲームやワープロが再現されます。 またDOS機としても実力十分で、あの懐かしいDOSプロンプトからのコマンド 打ちも懐かしいです。

◆小川氏「最新IT情報」

Windows10 の使い勝手を徹底的に検証します。 いろいろ更新プログラムの配布が迫ってきました。 予定どうり行けば7月29日、マイクロソフト社は社運をかけて新しいバージョンの OS、Windows10の無償配布を開始いたします。 当然、強制ではないのでアップグレードしない方もおるでしょうが、この無償アップグレード は1年間の期限付きになっています。また製品版として発売するかは不透明です。 多分今後はインストール済みのPCを購入する形になるはずです。 現在、7月28日まではWidnows10 Pro Insider Preview という評価版をダウンロードして 体験できます。 今回、会員の柳田さんが最新版をインストールしおりますのでその評価をお願いしております。

平成27年06月28日(日)13.00~16.30 第255回・夢作士定例会

★小川氏「Windows10 を手に入れるには」


Windows10 がいよいよ登場します。 かねてより話題のWindowsの最新進化系の今後の展開も含めて マイクロソフト社の展望をお話しします。 無料アップデートが7月29日に決定しました。

★小宮 氏 「LTSpice のシリーズ講座  その4」

LTspice 4回目の講義になります。 今月の内容 1.スピーカーのインピーダンスを考慮した音声波形をwindowsのWAVEファイルで 出力し Media Player でその音を聞いてみます。 2.太陽電池の特性をシミュレーションしてみます。 様々なデバイスを使って波形解析や過渡特性を観測できるLTspiceの実力を 体験してみましょう。是非皆さんのパソコンで確認してみてください。

★星野 氏「フリーソフトでこなすPDF書類の編集」

すっかり定着したオールラウンドのPDF書類ですがいざ編集となると 高額なAdobe Acrobatを購入しないと思うように編集できません。 そこでフリーのソフトを使ってどこまで編集できるのかの挑戦です。
左画像:PDF-XChange Viewer、PDF画面に文字が入れられる。
右画像:CubePDFpage、PDFファイルをまとめられる。

平成27年05月24日(日)13.00~16.30 第254回・夢作士定例会

◆小川氏「最新IT情報、ドローンについて」

話題のドローン情報から世界の遠隔操作ロボット(無人操縦機 UAV)やドローンなどの 飛来ロボットの世界を紹介します。世界中でこの分野の研究がかなり盛んに進んでいます。 日本はこの技術を輸入ばかりしていて良いのだろうか。日本の技術力も紹介します。

★小宮 氏 「LTSpice のシリーズ講座  その3」

いよいよLTSpice 3回目の講義になります。 今月の内容 ◆交流回路(その2) 単相交流、2相交流、3相交流、力率、電力、回転磁界などの観測 家庭の交流電圧の歪みの観測 先月のフーリエ変換による波形観測ではLTSpice の実力が紹介されましたが 今月は電磁気回路より交流波形の観測を紹介します。

★桐山 氏「RaspberryPのGPIOの制御」



RaspberryPiのGPIOの制御で問題となるインターフェース間のレベルの違いが あります。特に5V仕様と3.3V仕様のデバイスがあり直接接続できません。 実際の接続テクニックと対処方法をご紹介します。 プロック図資料を添付しますのでご覧ください。

平成27年04月29日(祝)13.00~16.30 第253回・夢作士定例会

★小川氏「面白くなってきIoT社会・・・制御機器の無線化と活用方法 」


いよいよマイコンが面白くなってきました。 IoT 社会における制御技術は本格化して様々な機器がインターネットを介して利用できる ようになりました。皆さんが作り上げる電子機器もネットで遠隔操作が容易に可能になります。 今回はその実例と活用方法をご紹介します。
(1)RaspberryPiをプログラムする。Python言語の導入からその使い方を学ぼう。
(2)実際に自分のパソコンで操作してみよう。 (実習します。)
(3)セルフコンパイル開発の方法とメリットを皆さんと勉強していきます。
画像は、不要になったノートパソコンの中身を捨てて、RaspberryPiを組み込んだものです。cpu基板、キーボード、液晶画面、全て収まりました。

★小宮 氏 「LTSpiceのシリーズ講義  その2」

先月、LTSpiceのご紹介でこのソフトの実力がご理解いただけましたでしょうか。 電子回路の設計やシュミレーションを可能にしたこのLTSpiceは簡単に自分のパソコンに インストールして電子回路の勉強や回路解析、背系に活用できます。 今月は実際に皆さんのパソコンにインストールしていただき小宮さんと電子回路を解析 していきましょう。(是非のご自分のノートパソコンをご持参ください。)
今月の講義内容:交流回路その1(正弦波について)
1.LTSpiceの電源波形の設定
2.正弦波の合成と方形波
3.合成波形をフーリエ変換して、確認
4.方形波をフーリエ変換
5.オシロスコープによる観測波形をCSVファイルで取り込んでフリーエ変換

平成27年03月22日(日)13.00~16.30 第252回・夢作士定例会

★小川氏「RaspberryPiのプログラム開発を学ぼう」と「WiFi無線化のメリットと活用方法」

今月からシリーズでLinux上で制御プログラムをするのに最適なPython言語の勉強を していきましょう。 Python言語自体はWIndows、Mac、LinuxどのOSでも開発できる強力なそれでいて 使い勝手の良いわかりやすいプログラム言語です。
これからプログラムを始める方にとっても将来有望な言語ですので長く使っていける と思います。もちろんC言語との親和性の持っていますので、今までのプログラム資産は 無駄になりません。
★RaspberryPiのプログラム開発を学ぼう
(1)RaspberryPiをプログラムする。Pythonの導入からその使い方を学ぼう。
(2)セルフコンパイル開発の方法とメリット
を皆さんと勉強していきます。
★WiF無線化のメリットと活用方法
インターネットの普及によりパソコンや携帯端末の無線活用が盛んに行われています。 我々の回りでもWiFi化が進みいたる所でネットを使いことが出来ます。 マイコンを活用した組み込み機械もインターネットに接続により便利に活用が進んでします。
その技術と活用方法を学びましょう。

★小宮 氏 「TLSpiceのシリーズ講義その1」

電子回路の設計はなかなか厄介なものです。 それには電子回路の知識も必要ですし、製作経験や実際に動作させることも難しい課題です。 今月からシリーズでパソコンを使った電子回路設計の勉強をしていきます。 小宮さんは、職業訓練校で実際にTLSpice,を題材に講義をされており分かりやすく丁寧に進めて いただけると思います。
Spiceは電子回路設計で欠かせないCR定数や回路動作シュミレーションなどパソコンを活用した 回路設計ができるとても素晴らしいソフトです。しかし高額でアマチュアには高値の花でした。 しかしここで紹介するLTspaiceはフリーで使用できるソフトとして教育界やアマチュアには人気です。 様々な参考書もありネットでも多くの情報を入手できます。 今月のCQ出版、トランジスタ技術の特集でも紹介されています。また付録のCDにはそのソフトが 入っていますので是非みなさんのパソコンにインストールしてく味わってみてください。
今月の講義内容
(1) LTspiceの紹介とダウンロードおよびインストール
(2) 今回は、LTspiceを活用してオームの法則の確認と実習形式で紹介します。
 実習 1  電源、抵抗回路のオームの法則 V=R I ・・・  y=ax 一次式の確認
 実習 2  電子天秤に使用されているブリッジ回路作成と不平衡電圧のシミュレーション

平成27年02月22日(日)13.00~16.30 第251回・夢作士定例会

★小川氏「Linux総復習」


RaspberryPiの人気ですっかりクラブでも学習アイテムになったマイコンボードですが その上で動作するLinuxのおかげで様々な製品を開発応用が可能になります。 しかしマイコンのようにC言語でソースを書き各ポートを制御し動かし物を作るのと 違い、そのにマイコンボードを制御コントロールするOSを巧みに使いこなさなければ いけません。このLinux-OSも誕生から25年も経ちすっかり定着したシステムですが その進化は早く市販のWIndowsマシンと同等の性能と操作を売りにマウスで簡単に 操ることができるようになりパソコンOSとしてばかり脚光を浴びてしまっています。 今回はそんなLinuxを制御ボードの組み込みOSとして捉え物作りに必要な操作法を 学びたいと思います。 マウス操作ではなくコマンド打ちで素早く操作することでLinuxの仕組みを再認識して ください。マイコンを使いこなす者にとって最大の魅力はやはり組み込みOSを開発し 者に応用することなのです。リアルタイムOSが今無料で配布され使えることの喜びを 味わってください。Linuxを開発したトラバース氏もそんなマイコンマニアの一人であった訳です。
(1)これでけは知っておきたいLinux操作の基本コマンド
(2)Linuxの誕生から現在までに派生したしたLinuxの兄弟達
(3)RaspberryPiをはじめSBC(シングルボードコンピュータ)にLinuxを組み込む
(4)Linuxを使うからにはネット操作でのIoTの醍醐味を理解しよう
(5)ますます盛り上がるSBCの世界、さまざまな高性能SBCの登場

★星野氏「ちまたで使われているLinuxの紹介」、「原子炉内を宇宙線で透視」

Linuxの種類のお話と、その他の多くのものが記載してあるWebページの紹介。
「原子炉内を宇宙線で透視」
福島原発の炉の状態を宇宙線で透視する新しい方法が試行されているが分解能が機能したほどではなくこれでは、炉心溶融の状態の全容は不明です。

平成27年01月24日(日)13.00~16.30 第250回・夢作士定例会

★桐山氏「RaspberryPiを使ってみる。。。その2」


◎音量調整プログラム(alsamixer)の実行
音声プログラム(***.wav)と動画プログラム(***.mp4)のデモ。
併せてインターネットのYouTubeの動画放映。
◎RaspberryPIとリモート・パソコンとのファイル交換
FileZillaは、多くの機能と使いやすいインターフェイスを特徴とするクロスプラットフォームなFTP環境操作ソフトですがこれを使ったコンピューター間のファイル転送を紹介します。

★柳田 氏「mbedを使ってARMマイコンをプログラムを体験する」

2005年、学生が容易にマイクロコントローラを利用したプロトタイピングを可能にするためにARM社に所属する2名のエンジニアによってmbedプロジェクトがスタートした。
mbedとは、ARM社が提供しているウェブ・ページのオンライン開発環境とARM Cortex-M搭載のmbedはOSに依存せずブラウザ上で動作するオンラインIDE(開発環境)を備えており、ユーザはこのIDE上でコードを記述し、mbedマイコン・ボードのプログラムを体験できる。

★荒川 氏「RaspberryPiを使った応用事例と製作」

RaspberryPi 使って「実用事例」を紹介します。 プログラム言語にはPythonのを使いRasbian上でプログラムします。 しゃべって、音が鳴って、サーボが動いて、スイッチが取込めて VNCと画面共有のデバッグ環境をお見せします。