マイコンクラブ「夢作士」 ・ 平成16年度
平成16年12月23日(祝、木)13.00~17.00・第129回・夢作士定例会・快晴
☆小川氏 「今年を振返って・クラッシュしたHDD・そのほか・などなど」
画像 左:クラッシュしたHDDと雑誌の記事、 右:HDDの記録部分
最初、今年の総括があり、来年のマイコンクラブの運営方法について提案があった。
次に、過日このクラブでも話題になったが、米cirrus logic inc.製のlsiの封止材の添加物が原因で生じたLSIの不良でHDDが不良になり、復旧に苦労した報告があった。
これはLSIのパッケージのピンの周辺で銀が石筍状に成長し、ピンの短絡を起す現象で、封止材に添加した微量の化合物が原因とされています。
40GbのHDDが壊れたので、その復旧をするべく、業者に依頼すると見積もり額が100万円を超えますと言われ、同じロットで修正されたHDDを探し出し、これを入手して、回路基板のみを変更し、読出しに成功したと報告があった。
そのほかに、最近のおもちゃに性能のよいマイコンを使った物が多く市販されている、と言う話があった。
☆星野氏 「白色LEDの話・LEDを使ったTVの話」
はじめに、白色LEDのその後の報告があった。LEDは複数個を並列に接続すると、電流が同じには流れずに一番流れる物が最初に壊れ、あとは順順に全部壊れます。これを解決する方法は直列に接続するしか方法がない。と解説があり、昇電圧回路を使った懐中電灯(左図)が披露された。そのあと、最近液晶TVのバックライトにLEDを使った物が開発されているなどと話があったが、時間がなくなり、続きは次回に持ち越しとなった。
☆ 「お楽しみ・年末クリスマスプレゼント」
今日は、祝日のためか出席者が少なかったので、恒例のお楽しみ抽選は、一人当たりの景品が多かった。3点も当たった人がいて、多くの人がニコニコ顔だった。 そのあと、忘年会に移行し、楽しく歓談し散会した。
平成16年11月21日(日)13.00~17.00・第128回・夢作士定例会・快晴
☆星野氏 「ゲートICを使ったライントレース・Hブリッジの話」
マイクロコントローラー(マイコン)を使ったライントレースは市販されていますが、ゲートICを使ったライントレースは見かけません。
汎用に使われている4011を使った物が、披露された。センサーが3個あるので曲線もトレース出来ますとの事で、回路の解説があった。巧妙な回路で、発振回路を切替えるのだそうです。
モーターを制御するICを2個搭載し、バックもでき、少し半径が小さい難しいコースを走るデモが披露された。
そのあと、搭載されている、モーターを制御するH型回路を内蔵した専用ICの解説があった。
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上:ゲートICを使ったライントレース
下:H型回路を内蔵した専用モータードライバIC。
☆小川氏 「真空管・トランジスタ・OPアンプ・スパムメールの話などなど」
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左:真空管、12AX7
右:OPアンプとトランジスタ
電子部品の進歩の話があり、珍しい真空管が披露された。低周波増幅用のミニチュア管です。12AX7が代表的な名前ですが、これはロシア製で、番号で呼ばれています。
3極管が2個入った構造ですので、デュアルOPアンプと同じと考えられます。右側のICと機能がほぼ同じというのは不思議な感じです。
順序から言えば、真空管、トランジスタ、OPアンプと進化しました。まだまだ真空管は使われているのだそうです。
そのあと、スパムメールから回避する方法や、これらの問題点などの解説があった。
平成16年10月31日(日)13.00~17.00・第127回・夢作士定例会・曇り
☆桐山氏 「AKI・PICエミュレーター」
市販のICEを組立てキットで入手し、それを組立てケースにいれた。
これをパソコンと接続し、PC-ICE-ターゲットボードとつないで、ICEの使い方、及び、PICマイコンにプログラムを書込み、デモを見せた。
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左:左はICE、右はデモボード
右:ICEの中、9V電池2本、ボードの外周を加工してケースに入れるなど、苦労の跡が偲ばれます。
☆小川氏 「H8/Tinyマイコン・PCのウイルス対策について」
最初、昔Z80の開発で使われたリモートデバッガの話があった。同じ考えのH8マイコンの物が紹介され、デモが行われた。
H8ボードに、先にモニタプログラムを書込み、次にプログラムを書込みます。これをパソコンと通信して読み出します。ダンプリストがPCに読み出され、レジスタの数値などもモニタされます。その後、逆アセンブラも行われ表示されました。
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上:モニタプログラム上のダンプリスト
下:プログラムを送り実行させたH8/Tinyボード。
そのあと、今最盛期のコンピュータウイルスについての解説があった。
ウイルスソフトでは完全には削除されずにPCに残るので、これを完全に削除するOSの設定の方法などの解説があった。
平成16年9月26日(日)13.00~17.00・第126回・夢作士定例会・小雨
☆星野氏 「エレベーターとロボットの話」
最初に、エレベーターを構築する模型の構造と、エレベーターの箱を上下させるマイコンのプログラムの考え方の解説があった。エレべーターのプログラムの考え方は、ロボットを動かすプログラムと同じ考えかただそうです。
その後、随分前に、小川氏と作った、上の絵のプラントの説明ロボットの説明があった。親マイコンを1個、子マイコンを複数個使い、親マイコンからは命令を送り出し、そのデータを受け取った子マイコンが位置を計算して、腕を上げたり、身体を回転させて、それと同期した説明音声に合わせるのだそうです。
これらを制御する大元には、説明文を録音したCD-ROMを使い、制御コマンドをMIDIコードで出力したとの事でした。右は、ロボットの拡大。手に持っているのは、リモコンに見たてた箱です。
☆小川氏 「モーションセンサー・マイコンの開発環境について」
人間を出入りを監視する目的で開発された、モーションセンサーと言う部品が、改良されて使い易くなった話があった。
そのあと、ドプラーセンサーと言う物の説明があったが、1万倍の増幅器を使うのではノイズと信号の区別は難しいのでは、などと野次馬の声がした。
三題目に、マイコンのプログラムを開発する、パソコンの環境の話があった。我々が使ってきたマイコンの開発環境は、多くはOSにDOSを使っていた。WIN98では、DOS窓を使ってきた。現在のOSには、DOSの概念がなく、プログラム開発には不向きで、ぜひ専用のパソコンを使うべきです。最近、程度のよい中古パソコンも出まわってきたので考えましょう、と言う話があった。
平成16年8月28日(土)13.00~17.00・第125回・夢作士定例会・小雨
☆小川氏 「ヒュ-マノイドの姿勢操作インターフェース・マルチマイコン」
最近の人間型のロボットの動く画像の紹介があった。
次に、それらロボットの関節の自由度についての解説があった。この自由度を増す毎にプログラムは難しくなりますが、人間の動きに近づきます。。
これらを制御するためには、いくら大きなマイコンを使っても、計算が動作に追いつけず、マルチマイコンの考え方をしないと、動きません。という解説があった。
☆諏訪氏 「PDAに付いて」
PDAとは、Personal Data Asistants の略です。
これらの機種は、単機能で動きが速いのが特徴ですが、画面が小さかったり、モノクロだったりします。使われているOSもさまざまで多くの種類があります。多分、これらの集大成が携帯電話へと発展したのでしょう。
平成16年7月19日(祝)13.00~17.00・第124回・夢作士定例会・晴
☆桐山氏 「ロシアへ旅行に行った」
過日、氏が団体旅行でロシアへ行った話があった。
総勢で14名で、費用は自宅から関西空港までを含んで約50万円/一名だった。
コンパートメントという個室での旅行で快適であったとの事。ナホトカ、ハバロフスク、イルクーツクなどなど、あちこちの話があった。
同じコースを個人で旅をすると、時間も費用も倍を要し、見物個所は半分くらいになってしまうそうで、パック旅行の有り難さが判りましたと報告があった。
☆小川氏 「ネット家電とIPアドレス・ロボットの制御」
最初に、近未来にネット家電なるものが、もう一部では実用化されているが、家庭に入りこみそうです。携帯電話や、PCから自宅の家電を制御できるような構想ですが、安全を第一とするとまだ時間がかかりそうです。そして普及と同時に不足するのがIPアドレスです。という話がありました。
本題は、ロボットの制御はどうすればよいのか。と言う話です。
2足歩行ロボットをはじめ多くにロボットが市販されている。これらはドのようにして動くのか、見本はやはり人間なのか?などなどの話があった。
最後に、自宅にサーバーを置くのに最適な、コンパクトフラッシュメモリーを使ったボードの紹介があった。
画像は、左:解説したロボットの図面。右:自宅サーバー用のボード。
平成16年6月20日(日)13.00~17.00・第123回・夢作士定例会・晴
今月は、新しい会場として、カルチャー練・工芸室 1Fを使った。国立オリンピック記念青少年センターには様々な教室があり、ふだん使っているセンター棟は、セミナーなど講義用の部屋が中心ですがカルチャー棟は各種習い事の専用の部屋が用意されています。今回は、工作室での講義でしたので、ちょっと雰囲気が変わって楽しめました。
☆桐山 氏「共通プラットフォームで各種マイコンのプログラム開発」
皆様の中には既にお蔵入りさせたマイコンが多く有ろうと思いますが、最初に取り上げた「OAKS16」から、最近話題の「OAKS8」までを同じプラットフォーム上で同一の動きをする様にソフトを作り走らせてみました。ポート数の多少にもよりますが、「OAKS16」ではSW切り替えにより「dc_motor」、「step_motor」、「lcd」及び「servo」のプログラム動作が可能になります。「oaks8」では「dc_motor」、「step_motor」、「lcd」は完成していますが、現在ポート切り替えで「servo」に取り組んでいますが難航中です。更に「oaks-min」、「h8」及び「pic各種」と有りますが、なるべく多くのcpuを走らせたく考えております。メカ・ハード製作には時間も金も掛かりますので共通にしておけば今後の新しいcpuにも即座に対応できます。c言語プログラムでは、ヘッダーファイルやスタートアップファイルのみを入れ替えればプログラムの汎用性もバッチリです。
☆小川 氏「analog devices社のμコントローラーaduc814の新しい開発環境で人間探索ロボットを考察」
一年ほど前にアナログデバイス社のマイコン(adaコンバーター+マイコン)を使ったキャタピラ車(タンク)が紹介されました。この度プログラム開発環境(free)がアップデイトされより高性能になったので、そのインストールから実際の使い方までが紹介された。キャタピラ車(タンク)に赤外線センサーや超音波センサーを取り付けてセンサーロボットにしてみました。人間を感知するとよってくる(または向きを変える)などセンサーで障害物を探し回るようにしてみました。マッチ棒の先程のマイコンを使った手のひらサイズの自走ロボットとしてプログラム開発もしやすく楽しめると思います。センサーから取り込んだデータを元にロボットを操るプログラムを実際に作る過程が解説された。
☆諏訪 氏「apple社の記念すべき1号機apple-1のレプリカボードの紹介」
まだ市場にパソコンなどないころにモトローラーのcpuを使った名機apple-1が作られました。もう30年ほど前のことです。このレプリカが存在したとのことでそれの紹介です。当然部品は、現代流にアレンジしてありますが立派に当時のプログラムが動きました。
平成16年5月30日(日)13.00~17.00・第122回・夢作士定例会・晴
☆小川氏 「ESP企画の報告、マイコンの歴史など」
先日、当マイコンクラブに関連する企業の「ESP企画」が開催したセミナーに出席したのでその報告があった。2足歩行ロボットの技術講座、マイクロコンバーター(CPU)の紹介などのセミナーの内容の説明があった。
その後、新人会員や忘れていた事のおさらいで、マイコンの歴史や、氏の専門である、オーディオに関連するCDのサンプリング周波数などについて解説があった。
当クラブには、色々な分野で活躍する人がおり、その専門知識を知ることは、通常は出来ません。時々、この様な面白い話を拝聴できる事は、参加する人の特権ですね!!
☆有賀氏 「16×16ドットのLEDに文字を表示する」
学校で良く使われているシャープ製のポケットパソコンを使って、16×32ドットのLEDに文字を表示した話です。
少し構成が難しく、最初にファイルをパソコンからポケコンにシリアルケーブルで転送し、次にそのファイルをポケコン上でコンパイルします。それからコンパイルされたプログラムを動かしてLEDに文字を表示します。
ポケコンにアダプターボードをつなぎ、LEDを搭載したボードを制御します。LEDボードには「高校」という表示が右から左へ移動しながら現れています。
☆星野氏 「白色LEDの回路の解説」
白色LEDを使った懐中電灯の回路の話です。
LEDを点灯する方法として一番簡単な回路は、4.5Vの電池に抵抗とLEDをシリーズにつなげる方法です。この方法は電池電圧が下がると光度も落ちます。
定電流回路を使うと電池電圧が下がっても光度が下がりません。と、回路原理の解説があった。その後、持参したボードと回路が説明され、1.5Vの単三電池一本でLEDを3個点灯する回路などが現物と共に披露された。
図面の上、左から:電球の代用でLEDを3個載せた口金、1.5VでLEDを3個点灯したもの。定電流回路を組込んだもの。
☆西島氏 「庭園灯を考察、白色LED用の昇電圧回路を組込む」
庭園灯の電球を白色LEDに変更したが、うまく点灯せず、回路を現物から読み出し、LEDを点灯させるために昇電圧回路を追加して、点灯が成功した話です。
電池電圧が低かったのが原因で、なんと、ニッカド電池は並列に接続されていたので公称電圧は1.2Vでした。これでは点灯しません。昇電圧回路を組込んでうまく点灯するもLED一個の能力しかなく、明るさが不足しています。と、顛末があった。
平成16年4月25日(日)13.00~17.00・第121回・夢作士定例会・晴
☆小川氏 「マイコンクラブについての考察」
会長より、今年度のマイコンクラブについて、方針の説明があった。
また、題材を発表する人が固定されてきているので、他の人にも、制作途中のもの、構想などがあれば、発表するようにと希望があった。
☆桐山氏 「市販のリモコンカーを改造、自作マイコンを搭載する」
左:全セット
右:カバーを開けたもの
左:車全体
右:ボードの部分拡大
マイコンを差し替えられるように、ソケットはレバー付きを使用。
左:リモコン送信器
左右のレバーは、左:前進後退、右:左右旋回
右レバーの下に、増設したPICマイコンが見える。
白ラベルのもの。
中央のスイッチ群は、モードの切替え、マイコンの切替えなど。
市販のリモコンカーを改造する目的で購入したが、壊すのが偲びがたく、結局、両用となった。つまり、元のマイコン回路と自作のマイコンを搭載する回路の両方を搭載し、スイッチで切り変えて、両方とも楽しめるようにした。
元の回路は、40Mhzだったが、自作の回路は418Mhzです。このため送受信器も両方に搭載した。
受信側には、マイコンも変更できるように考察し、レバー付きのソケットを使った。
どの回路を使っているのか判別できるように、モニター用のLEDを受信側の車の屋根に設置した。2個。
☆小川氏 「ブロードバンドルーターの話」
画像は、左:ルーターを開けた中身のボード、右:その裏面。
ADSL、CATVなどに対応したブロードバンドルーターの解説です。
社内IANを構築したり、複数のパソコンで、一個のIPアドレスを共用できます。また、つながれているパソコンをサーバーとしてWEBページを公開する事も出来ます。
☆諏訪氏 「最近のXPとOfficeソフトについて」
現用で使われているWINXPやOfficeソフトについて、最近その互換ソフトが使われ出したと言う話があった。
平成16年3月28日(日)13.00~17.00・第120回・夢作士定例会・快晴
「国立オリンピック記念青少年総合センター」の隣の代々木公園の桜は、満開です
マイコンクラブが開催される「国立オリンピック記念青少年総合センター」の隣に代々木公園があります。ここの桜は、今、満開です。
桜はここぞと風に乱舞していますが、昼間はさすがに酔っ払いも居らず、家族ずれなどで賑わっておりました。
☆星野氏 「白色LEDの利用、電子工作」
白色LEDを使った懐中電灯を回路図を描きながら説明した。
- 上:電池ケース
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単三電池ホルダー3本のケースに入れた、LED4個使用の物
- 中:市販、アルミケース
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市販の単三3本を使った、LED6個使用の物
- 下:市販、樹脂ケース
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市販の単三3本使用で、LED2個使用の物を4個使用に改造した物
☆小川氏 「I/Oとハンドシェイク通信の話」
最初、マイコンのI/Oについての解説があった。
その後、機器との通信や、インターネットなどで重要な、ボーレートの話があった。昔は、1200bpsが標準であったが、2400、9600、56k、112k、と進歩し、今ではBフレッツ光ファイバーで100Mbpsなども利用されている。などなど、また、無線方式の電波も開放されて、使い易くなったなどの話があった。
☆重光氏 「雑誌、トランジスタ技術の付録マイコンボードを動かす」
雑誌、トランジスタ技術四月号に付録のH8/3694マイコンボードを、USBポートを利用した書込み器で動かした。
プログラムのコンパイルには、市販のアプリケーションを使った。雑誌に付録するアプリケーションは使わなかったが、やはり使い慣れた方が良い様です。などの話があった。
- 左:書込み器
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USBポートを使うので、電源5Vも一緒に供給されるので、便利です
- 右:試作したボード
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LCDに文字を表示して、プログラムの動作を確認した
☆西島氏 「H8ボードに、H8/3694ボードとOAKS8を搭載」
これらはまだ未完成です。配置も回路も考察中で完成は未定です。H8/3694とOAKS8が同じ基板に載れば、同じようなプログラムで動作する筈です。C言語の勉強には最適です。期待が膨らみます。
平成16年2月28日(土)13.00~17.00・第119回・夢作士定例会・晴
☆重光氏 「USB-to-UART Bridge を使ったマイコンのプログラム書込み器」
最近のパソコンには、シリアルポ-トがなく、USBポ-トのみになった機種がある。
これらのパソコンに仮想のシリアルポ-トを作り、今までのシリアルポ-ト接続の外部機器をつなぐための、ハードアダプターの話です。
USB信号をシリアル信号に変換するチップとシリアル信号をRS232に変換する回路で構成されます、中間から信号を取り出せば、シリアル信号です。アプリケーションが付属し、パソコンのCOMポートへ出力されるデータをUSBポートへ出力します。
左はoaksボードです。フラットケーブルで接続されている、右のボードの右上のボードが今回の主役です。
実験に使って動作を確かめたCPUボード、左からh8/3664、oaks16、oaks8、主役のボードです。
上の画像:カタログから借用の大きさの比較、下左:oaks8cpuボード、下右:主役のボード
H8ボードとフラッとケーブルで接続し、サーボモーターのプログラムを転送、実行
パソコンには付属のアプリケーション(変換ドライバー)をいれ、仮想COMポートを設定
☆星野氏 「3題」
- 左:2足歩行ロボット
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2足歩行のロボットの足の部分を考察していたら、結局は市販されている物と同じ機構になったので、参考の為に入手した。足の部分だけで、胴体は写っていません。単四電池1個で良く動きます。
- 中:書込み器のボードが出来た
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H8/R8Cのプログラム書込み器のプリント板が出来たので披露した。今後、どうするかはまだ決まっていません。
- 右:白色LED
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市販の白色LED1個をUSBポートにつなぎ、指定の電流を流して明るさを披露した。20mAを流して8cd位か?指向角が15度なので正面では眩しいが、電球と同じ明るさを得るには何個必要なのか不明です。
☆佐藤氏 「自宅サーバーへデータを送る」
通常、我々がインターネットにパソコンを接続すると、プロバイダーから指定されたアドレスになり、これは接続の度に変ります。
ここに外部からデータを転送する事は非常に難しく、不可能に近いです。これを可能にすべく、思考錯誤を重ねているので、近々に発表します。と言う期待が持てる話があった。
平成16年1月25日(日)13.00~17.00・第118回・夢作士定例会・快晴
☆小川氏 「今年度の運営計画とマイコン、パソコンの歴史」
最初、今年度の運営計画などの話があった。
その後雑談のあと、新しい会員の為と、おさらいを兼ねて、マイコン、パソコン、OSなどの歴史が説明された。
8008、8080、8051、Z80、Z8000,8085、8086、PIC、H8,Atomel、M16C、などなど、忘れていた過去の歴史を思い出した。
☆星野氏 「R8C/Tinyマイコンについて」
最初に、前回の「PBフリー半田が原因の半田槽の損壊について」の半田槽の組成について、訂正と追加の説明があった。
次に、オークス電子より発売された、ルネサスのR8C/Tinyを搭載したマイコンボードの話と、それのプログラムを書込むための冶具が披露された。
その後、会員のパソコンを借用して、サンプルプログラムを簡単に書込み動作を見せた。