
その後、回路図を書くエディタのフリーソフトがいくつか紹介された。
フリーソフトで、回路図エディターや、プリント版パターンエディターなど随分出回っていて、使いやすくなった。など解説があった。


画像左:PICマイコンを差込み、動作を確認する。
画像右:アセンブラとエディターの解説。

その後、左の写真のメモリーディスクの説明があった。
HDDの代替として使えるメモリーディスクは、可動部がないので、取り扱いが簡単ですと詳細な説明があった。通常のHDDのように、fdisk、formatをして使うのだそうです。画像の左は印刷物で、右が実物です。電源コネクターとメモリー部で構成され、メモリー部は、IDEコネクタの直接差し込みます。フラットケーブルは不要となります。

右のミニパソコンに、小川氏のマイコンクラブのWebページを書込み、これをLANでつないだ左のパソコンからダウンロードして表示した。つまり、右のミニパソコンはWebプイロバイダーのPCで、インターネットでつないだ個人のパソコンでそれを閲覧する、と言う擬似体験です。


画像左:組み立て中の本機、上から。
画像右:下面を見る。シャーシーが半透明で少しわかりにくい。







CPLDには、時間という概念がないのでポートに順次に信号を出すためにゲートICで回路を追加。SH2マイコンはプログラムで作れるので、外部の回路は不要。で、結果は同じようなステッピングモーターのデモが披露された。
画面下は、差換えて使われたCPLD基板とSH2基板、デモボードの上はR8マイコン




現在はマイコンの時代としてマイコンがもてはやされていますが、回路の基本はゲートICです。マイコンもゲートICの塊です。
AND、OR、NOTなどICの基本動作の解説と回路の説明があった。
持参したIC、コンデンサ、ダイオード、その他の電子部品の表示の見方の解説があった。部品の表示も時代と共に変化し、現在の半導体の表示文字は殆んどレーザー光線で書き込まれているのだそうです。そのため、文字が書き込まれている深さが浅いと非常に読みにくいのだそうです。ちなみに、印刷は、上に塗料が載っていますので剥がす事が可能ですが、レーザーで溝としてかかれた文字は消すことが不可能です。


このマイコンの中には、アナログ、ディジタル、マイコンの回路が組み込まれていて、それらにプログラムを書き込んで動かす事が出来ます。
で、解説書の中の波形発信器と音声録音再生器を作りました。
前者は、良かったのですが、後者は、左の専用ICを使った物の方が音声の明瞭度も良く、プログラムの勉強にはなったが実用としては及第点を与えられない。という報告でした。
PICマイコンは新種が増え、新種に対応したCコンパイラを購入するのも予算の関係で悩みの種です。
そこで、手に入りやすいWiz_Cを入手し、今まで作成したプログラムを移植したお話です。
最初に考えたほど簡単には移植できず、随分悩みました。また、その原因が、アプリケーションであるCコンパイラの使い方なのか、プログラムの書き方、設定方法なのか、どちらなのかを見極めるのに時間を要しました。などなど、経緯の説明があった。


クラブ員の多くが持っているH8ボードに、R8C/TinyのDIP版を搭載して、書込み器を使ってプログラムを書き込むという話です。画像左から、H8ボードに載せたR8C/Tinyボード、接続用フラットケーブル、書込み器です。残念ながら書き込みのデモはなかったが、ボードを動作させ、LEDの点滅のみが披露された。
このICの価格が、我々が良く知っているPICマイコンなどに比べると少し高価なので、どうすべきか悩むところです。

