3B_LED21個とLM2577、単三4本の懐中電灯に

このページは、 「LED21個とTL499Aを、単三4本の懐中電灯に入れる」 の懐中電灯の中身を、LM2577に変更したものです。 説明の不足している箇所は、元のページをご覧ください。

100円均一店の単三4本の懐中電灯に、 昇電圧ICTL499Aを入れてみたが、構造がでっち上げであったので 不都合を生じそうになったので、作り直すことにした。
この懐中電灯には、ニッケル水素単三を使う予定だったので、 手持ちの別の昇電圧IC、LM2577を使ってみた報告です。

左:外観です。右:上面のLEDです。 5ΦLEDを21個、LM2577で昇電圧です

回路図と定数の設定

回路はLM2577を使った標準的なものです。
定数は、コイルL1は33μH、LEDの電流制限抵抗は、全部68オーム。
電解コンデンサー220μF/25V、3個は低ESR製品を使用。

白色LEDは7個を3組並列に接続しています。 LEDの設計電流は、18mA×3で54mAです。

構造を考察する

部品の配置と配線を考えて図面を作り、基板に貼り付けます。 回路を載せる基板には回転止めの切り欠きも必要です。 右:支柱と電極。下:LM2577とコイル33μH

左:再利用のLED。右:部品取付けと配線。



部品を取り付けた2枚の基板を2層構造に組立てます。

LEDからの配線をつなぐと完成です。

円周から部品がはみ出なように注意が必要です。

完成です




左上:
左から、本体、今回作ったもの、スリーブ、カバー
左:
点灯してみました。さすがに明るいです。完成です。

次は、可変電源でのテストデータです。

充電式のニッケル水素電池は、4本で、4.8V~4.2Vまでです。 測定結果を見ると、この間は出力電流は変わりません。 つまりは、このICを使ったことは正解でしょう。
TL499A・LM2577 データの比較と資料は同じです。

照度計テスト:1400LUX/25cm、150LUX/1m