0A_TL499A・LM2577 データの比較
白色LEDをドライブする昇電圧用のICは雑誌などには多くの記事や広告があり、
どれを使って回路を作ろうかと迷いますが、これらは、製品を作るための物で、
いざ入手となると困難です。
電気街・秋葉原を探しても入手出来ません。入手できるのは数種以下です。
その中の代表の、TL499AとLM2577の効率を比較します。
ほぼ同じ回路で、ドライブする白色LEDは、7個3列、21個で同数です。
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上から
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下から
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横から
- 画像は
-
左側:TL499A使用のもの
右側:LM2577使用のものです
- 構造は共に2層で
-
上面:LED21個
下面:回路です
TL499A・回路図とデータ
コイル100μH。
電解コンデンサー220μF/25V、3個は低ESR製品を使用。
基準抵抗器は全部68Ω。
可変電源を使用して、入力電圧(Vin)、入力電流(VmA)。
A点を切断、1Ωの抵抗を挿入し、両端の電圧から電流を換算(LmA)。
BとCの間の電圧を測定し出力とする(Lvolt)。
動作電圧定格:1.1~10V。
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データを見ると4V位から、入力電流は変わらず、出力電流が減少するのがわかる。
ドライブ能力が足りないのか、過負荷です。
2.2VではLED1列分しか電流が流れません。
LM2577・回路図とデータ
コイル33μH。
電解コンデンサー220μF/25V、3個は低ESR製品を使用。
基準抵抗器は全部68Ω。
可変電源を使用して、入力電圧(Vin)、入力電流(VmA)。
A点を切断、1Ωの抵抗を挿入し、両端の電圧から電流を換算(LmA)。
BとCの間の電圧を測定し出力とする(Lvolt)。
動作電圧定格:3.5~40V。
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