ママチャリを楽しむ!その2 部品を調べる

2016.11.30

雨ざらしのママチャリを手に入れた。あちこち劣化しているので、部品の交換をしないと乗れそうもない。新しいものを購入した方がよかったかもと、悩みながらの修理です。
この時の重量:19.60kg。

交換する部品を調べる


3速の変速機は動きが悪いが壊れてはいないようだ。ワイヤーケーブルは錆びて使い物になりません。ブレーキレバー、ブレーキワイヤーハーネスは交換しよう。前輪のブレーキは、Wピボットブレーキに交換したい。ブレーキシューも交換です。グリップも交換です。
サドルは見かけは劣化は無いようだ。ペダルも日焼けと経年変化があり、交換した方がよいのか。悩ましい。


後輪のブレーキは、バンドブレーキではなさそうです。上部にバンドを調整するねじがありません。変速機側から見ると、バンドは見えません。車と同じ内側から拡張する形式のブレーキのようです。
変速機のカバーは日焼けしていますが、機能に影響がなければそのままにしよう。 スタンドも幾らか錆びているが、使えるならそのまま使おう。

変速機を分解して調べる


油脂と埃ですごい状態です。よく調べてみても壊れている箇所は無いようです。 ワイヤーを外して、灯油で洗い、そのあと台所の洗剤で洗います。その後、水洗いして、防錆潤滑剤を塗布します。
これは使えそうです。

グリップを外す


ブレーキレバーなどのビスで固定してあるものは緩めれば外れます。
グリップはハンドルに固着しているようです。 マイナスドライバーを隙間に差し込み、こじりながら1周させ、隙間に水を注ぎいれ手で回して取れました。
これは交換ですね。

重さをはかる


解体する前に車体の重量を計測します。
19.60kgでした。鉄とステンレス製ですので、さすがに重いですが、 ママチャリは乱暴に扱われ、雨にも耐える必要があるので、錆びない耐久性を要望されますのでやむをえない重さでしょう。
現用のものも同じような重さです。



取り外せるものの重さを測定。
前かごとステー:1.035kg
後ろ荷台:1.195kg
スタンド:1.055kg
ダイナモ:0.2kg(画像なし)
合計:3.485kg

全重量-取り外せるもの
=19.60-3.48=16.12kg

あと取れるのは、泥除けだが、ママチャリではなくなる。 それは、最初の購入理由と違いすぎる。