ノートパソコン、考察
2021.04.21
ノートパソコンを手に入れようとするときに、どれにしようかと悩みます。
価格も種類も多く、選択の幅が広く、なかなか決まりません。
しかし、使い続けられる時間は5年以下です。車は10年位使えますが、
残念ながらパソコンや周辺機器の進歩が早いので、機器の寿命より早く使用期限がきます。機能が不足するのです。
最初に手に入れる時に、5年使えればとは考えませんが、償却を考えて購入することをお勧めします。
端的に言うと、5年以内に、次のパソコンが必要になる、ということです。
OSについて
現在のパソコンのOSは。Windows 10 です。
Windows 10 Home と Windows 10 Pro がありますが、通常は
Home で支障はありません。差は、\8,000-
intel cpu のお話
CPUにはグ レードがあります。
Core i9 > Core i7 > Core i5 > Core i3 > Pentium > Celeron となります。
- 後ろの先頭の数字が11は第11世代 (2021)
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例:Core i9-11900K、Core i7-11700K、Core i5-11400、Core i3-1115G4
- 後ろの先頭の数字が10は第10世代 (2020)
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例:Core i9-10900K、Core i7-10850H、Core i5-10600K、Core i3-10300
- 後ろの先頭の数字が9は第9世代 (2019)
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例: Core i9-9900K、Core i7-9700K、Core i5-9600K
- 後ろの先頭の数字が8は第8世代 (2018)
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例: Core i7-8700K、Core i5-8600K、Core i3-8350K
memory のお話
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メモリーは多いほど良いが、通常は、4GB、又は8GB位が初期に搭載されてい る。
- 8GBの場合は、8GBx1より4GBx2の方がパソコンとしては性能が良い。
x2 の場合はメモリーがパラレルに使われているので、x1 よりわずかに動作が早い。
メモリーにも動作周波数があるが、これは通常は選択不可能。
メモリーの増設は、同じ規格のものを追加、もしくは、入れ替える。
HDD のお話
HDDは少し旧いデータの保存機材で、現在は、SSDという機材が主流です。
最新の機材には、M.2と言う規格のものが使われていて、データの読み書きの 速度が早い。
M2 > SSD > HDD の順で速度が早い。
また、通常は、容量の大きいもののほうが速度は早い。
読出し速度:M2:1500MB/s、SSD:500MB/s、HDD:100MB/s
液晶表示部について
- 液晶表示ですが、これの解像度と光らない非光沢処理が気になります。
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解像度は、1366x768、1600x900,1920x1080、1920x1200、
タッチパネルのものもあります。
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液晶モニターには光沢のある「グレアパネル」と非光沢の「ノングレアパネル」の2種類があります。
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グレアパネルは鮮やかな色彩と高いコントラストが特徴。映像や画像を美しく映し出します。
ノングレアパネルは光の映り込みが少なく、目が疲れにくいのがメリット。長時間画面に向かって作業をする方に最適です。
- IPSパネル
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IPS(In Plane Switching)とは水平に配置した液晶分子を水平方向に回転させることで、バックライトの光量を調節する方式のパネルです。
垂直方向への傾きがないため、正面、斜め方向から見ても明るさや色あいの変化の少ないのが特徴。画面の視野角が広く、複数人でモニターに映された映像を確認するようなシーンで重宝します。
- TNパネル
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TN(Twisted Nematic)とは、電圧をかけて液晶分子をねじることで光の透過量を調節する方式です。製造コストの安さと応答速度の速さが特徴。高速な応答速度が求められるゲーミングモデルなどに多く採用されています。
ただし、視野角は広くなく見る方向によって色が変わってしまうため、クリエイティブな用途には向きません。購入を検討している方はあらかじめ留意しておきましょう。
表示例
左上: 1366x768
左下: 1920x1080
右下: 1920x1200
筐体について
1.価格の廉価のものは、プラスチックです。
2.値の張るものは、マグネシウム合金です。軽量です。
3.もっと高価のものは、カーボンです。
officeについて
Microsoft Office 2019 \23,000- からあります。
購入時に希望するとインストールされて手に入れられます。
DVDなどは付属しません。
旧い Office 2007 以降の変更は少ないので、手持ちの旧いものでも
使えます。
Office互換のフリーソフト「Lible office」なら無料で使えます。
仕事で文書やファイルをメールで送らなければ、充分、実用になります。
中古パソコンについて
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「高性能Core i5搭載!」とかいう世代を書いていない中古ノートパソコンがあります。
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高性能Core i5搭載!とだけ書かれている。CPUの型番が書かれていない。
スペックのどこを見てもCPUが第何世代なのか記載がない。
最新の Office が最初からインストールされている。良いことだらけです。
- 欠点をよく調べよう
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最新のUSB3のポートがない。無線LANのポートの規格が最新ではない。
欠品はないけれど、電池が劣化している。
第三世代は 1993 年又は 1994 年製です。
お勧めパソコン
- cpu は、i3 又は i5、
10世代又は11世代のものを搭載
- メモリ-は8GB以上搭載
- SSDではなくM2搭載、
容量は240GB以上
- 液晶画面:解像度1920x1080、
ノングレアのもの
- usb3 のポートを搭載している
- ブルートゥースマウスが使えること
右画像のもの:
- 型式:DELL Vostro 3590
- CPU:i3-10110U(2.1GHz,2C/4T)10世代
- メモリ-:8GBx1(DDR4)
- HDD:M.2 256GB
- 液晶画面:15.6インチ、1920x1080、アンチグレア
- 筐体:プラスチック(2.2kg)
- 購入価格:\49,918-(含む:送料、税金、振込料)
- office:付属せず