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安全なパソコン用の電源スイッチ箱 その1
2008.04.22
パソコンの周辺機器が増えると、常時通電する機器と、使うときだけ電源を入れる機器など雑多な物が増えます。市販のコンセントとスイッチが組になっているものを使っていたが、気になったので手直しです。
機器用OA電源タップ
昔から使っている電源タップは、次の2点です。 共に松下電工のもので、3Pアースつきコンセント仕様です。
WCH4502K:ノイズフィルター内蔵、リモートスイッチつき、3P6個、 (\13,000)
WCH4512K:ノイズフィルター内蔵、スイッチつき、3P4個、 (\11,000)
15年以上前の購入ですが、随分高かったですね。 現在は、少し値上がりしているようです。
しかし、さすが松下電工製、まだ事故は発生しておりません。¥2000円位のものは差し込み口の電極が劣化して接触不良や緩みを生じますが、上記のものには共に変化がありません。 先日、後者のWCH4512Kを改良しました。コンセント部分を分解して2個に分割し、スイッチとコンセント4個組に変更しました。
現状は、もう1個スイッチつきの物を使っています。 これが古くなったので今回作り直します。
AC_PLUG、コンセント、すべてアースつき3Pです。
左:WCH4502K:リモートスイッチつき、
右上:電源スイッチ、WCH4512K、
右下:スイッチつき3P6個コンセント。今回、これを作り直します。
必要な機材
品 名
型番 単価×個数
参考価格
4個用モダンプレート
WN6012W
488
同上ケース
MSB-F4
1305
フルカラー取り付け枠
WN3710 @40x4
160
両切りスイッチ
WN5003
478
片切りスイッチ
WN5001 @168x5
840
アースつき3Pコンセント
WN1101 @240x6
1440
合計
¥4711-
上記のものは、WNは松下電工製です。他の部品も電工材料店で揃います。
そのほかに、3色Fケーブル、3PACケーブル、ケース固定用の金具などが必要です。
両切りスイッチを1個使っているのは、手持ちがあったからです。
部品の取り付けと配線
ケース・MSB-F4です。
4個用モダンプレート・WN6012Wにスイッチとコンセントを取り付けます。表。
プレートは、取り付け枠と前面パネルに分かれます。枠に取り付けます。
4個用モダンプレート・WN6012Wにスイッチとコンセントを取り付けます。裏。
コンセント側の取り付け枠を途中で金属のものに変更。
カバーを載せるとこんな感じです。
スイッチが接の時に飛び出す側を赤に塗ると使用している箇所の確認ができます。
配線をします。3色のFケーブルを使います。 アースは通常は緑ですが、赤で代用です。
左端のスイッチが右端のコンセントを切断します。左上は両切りスイッチです。
外部からの入力には、接続端子を設けます。配線図はありません。
ACケーブルを2ΦのFケーブルに半田付けします。
ケースの4隅に取り付け金具をねじ止めします。
3PのACコードを端子に差し込みます。
ケースに入れてから、パネル枠を外し、ケースに付属のビスでねじ止めします。
パネル枠を取り付け、パネルを取り付け、相対する箇所に名札を張り付けます。
パソコンを収納してある棚の上面に取り付けます。
左図:今回製作のもの。右奥のコンセントに差込み、リモートスイッチで全回路を断。
右図奥:WCH4502K:ノイズフィルター内蔵、リモートスイッチつき、3P6個
右図手前:WCH4512K:ノイズフィルター内蔵、スイッチつき、3P4個、その後手直し。
今回入れ替えた、永年使った6回路スイッチ。長い間、ご苦労さま、感謝!!
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