ネットブックとどちらが良いか? PC-MP5BG7
2009.08.04
近頃、小生のまわりでもネットブックと言われる小型パソコンを使っている人が増えた。
しかし、これらの多くは、画面の縦の表示が短く、使いにくいので、入手を躊躇していた。
先日、秋葉原を散策していたら、珍しいUSEDパソコンを見つけて、またまた、衝動買いをしてしまった。
SHARP PC-MP5BG7の規格
調べた結果は
SHARP:PC-MP5BG7
CPU:トランスメタ TM8800、1.6Ghz
メモリー:512MB
HDD:38GB
ドライブ:CD-RW/DVDコンボ、内臓
LCD:10.4型、1024x768
OS:Win_XP Pro
LAN:LAN、ワイヤレスLAN内蔵
本体寸法:255x208x30.8
本体重量:1.26kg
付属品1:ACアダプタ、350g(ACコード含む)
付属品2:リカバリーCD-ROM3枚
トランスメタ(Transmeta)社は、CPUを作っているアメリカの会社で、intel社の互換CPUを、互換ソフトで実行させようと考えてCPUを開発、販売しています。2005年ごろ、日本のメーカーも随分資本参加をしていて、一時期、これを搭載したパソコンが各社から販売されました。最近、また使われているようで、楽しみが増えました。動作周波数を可変にして、負荷の少ない時には、周波数を下げて省電力化を計っています。本機も仕様書上では、充電:2.5時間、駆動:5.4時間です。
動作はいかに?
起動画面、再インストール後
全セット、リカバリーCD、ACアダプター、本機
起動は静かです。温まるとファンがまわりますが、普段は無音です。起動:48秒、停止:18秒、平均的ですね。メーカー製のパソコンで、OS以外のソフトがインストールしてないのは、DELL社製以外では初めてです。
HDDを5400rpmのものに変更するともう少し早くなりそうだが、発熱の問題がありそうで、実行している人は、ネットで調べてもいないようです。自分用に手を加える前に、LINUXを動かそうと努力したが、うまく動作しなかった。ビデオのドライバーがないようです。
小生は、入手したパソコンは、HDD分割、OSインストール、その他ソフトをインストールをすることにしているので、早速実行!!。
しかし、外付けのFDDから起動しません。説明書をダウンロードして解析。BIOSの中の1階層下に起動方法の設定がありました。面白いことに、本機のCD-ROMはUSB接続になっているので、接続を切り離すと電力削減が可能だそうです。
取扱説明書、はじめにお読みください、仕様書、等で約200ページ印刷。
HDDを分割して、FAT32でフォーマットし、BIOSを元に戻し、付属のリカバリーディスクで起動します。30分位を要し、OSの再インストールが終了します。
なんと、ドライブCはNTFSフォーマットに変更されていました。DはFAT32のままです。
Transmetaのロゴやほかのラベル。
ディスクトップ画面は、その後、LINUX ubuntuの画面に変更。
画像には、カメラなどが写っています。
大きさの比較です
随分昔の話だが、最初に手に入れたノートパソコンはSHARP製のPC-6700。CPU:386SL、メモリー:2MB、HDD:80MB、LCD:白黒10吋、でした。動かなくなったので中身を捨てて筐体のみが残っています。
それやこれやと、大きさの比較のために並べてみました。
これらはB5ノートと言われるものですが幾らか大きさが違います。LCDの大きさで筐体の大きさが決まるというものでもない様です。
本機は一番軽量ですが、ACアダプターが少し大きのが難点です。しかし、CD-ROM内蔵でのこの大きさは驚異ですね。右上はFDDのみ内蔵。下2点は、ドライブすべて外付け。
メモリーを1GBに 後日追記
25.04.27
画像左:今までの512GBと見つかった1GB。
右:ずれている。赤矢印個所。
物品箱を片付けていたら、DN333-A1Gと記載があるメモリーが出てきた。
過去に、確か本機に入れたが、認識しなかったと記憶しているが、もう一度考察することにした。
入れてみたが起動しなかった。新旧を並べてみると、微妙に端子がずれている。
メモリーとして認識しないようだ。しかし、この赤矢印の部分を少し削ったらどうなるかと実行。
画像左:赤長方形部分をカット。 右:システムで認識。
メモリーのコネクタとのキーの部分をヤスリで削ってみた。赤長方形部分。
取り付けてみたら、なんと1GBとして認識しました。再度、外して取り付けても
同様に認識しました。
カットする前は、入れるときに硬かったが、今度は少し右へ寄っていますが、硬くはありません。
コネクターの両脇で固定されているので、これが、定位置なのかな。
めでたし、めでたし!!