7A_常夜灯・LED1個。微電流で実用になるか

色んな電子工作を楽しむうちに、少し使った電池の山ができてしまった。
中途半端なので、モーターを動かすのは無理、白色LEDの懐中電灯として持ち歩くには連続使用時間がわからない。と利用価値に悩む電池です。捨てるのはまだ惜しい、使えそうだ。 再利用して、エネルギーを使いこなして処分しよう。と悩んだ末の作品です。
微弱電流で白色LEDを連続点灯して、常夜灯に使用するためには、何mA流せばよいのかの考察です。無論電池は直列で、昇電圧回路などはありません。

定電流で連続点灯・1mA

FETの2SK30を使って、1mAの定電流回路を作り単三3本の電池ケースにいれて、床から2メートル位の所に吊るし使ってみました。常時点灯です。
取付けた箇所が悪かったのか、当初期待した明るさではなかった。実用としては少し無理があったようです。持ち歩いて見ると、真夜中の室内なら歩けますが、階段では少し無理の様です。
画像左は、中の構造。LEDの脇にFETを入れた。右は点灯状態。

定電流で連続点灯・2mA、2.5mA




もう少し明るくと、FETの2SK30を使って、2mAと2.5mAの定電流回路を作り電球のベースに入れます。

画像左上から、電流を測りながら実験。プリント板に部品を取付けリード線を整形。完成。
左は回路図、上図はそのデータです。
電圧:VCC測定範囲、10Vから3Vまで。電流:mA、no.1、no.2。
結果は甘く見て6Vから3.6Vまで使えそうです。

電球・2.5mA

100円均一店で入手した、単三2本の懐中電灯に単五電池を4本入れた物に入れてテストです。全体に光が回って、反射板も役に立ちそうです。
計算値では2.5mA、連続使用時間、単五4本:400時間、終止電圧3.6V。
照度計テスト、2mA:90lux/25cm。2.5mA:95lux/25cmでした。

そのほか、2mA

このページの冒頭の電池ケースには、同じく100円均一店で入手した単三2本の卓上電灯からはずした蛇腹(?)と電球頭部を取り付け、ランタンには電球を入れた。共に2mAです。
画像左は:外観、右は:点灯状態です。
計算値では2mA、連続使用時間、単三4本:1500時間、単三3本:500時間、 終止電圧3.6V。