mp3プレーヤーとイヤーホン

27.08.04
ネットからダウンロード可能な小説などを、音声合成ソフトを使ってmp3ファイルに変換して、再生機に入れると聞くことができる。 先日、電車内では聞こえないかと実験をした。
その結果、イヤホンの形状に差があり、 随分聞こえ方に違いがあるのを実感した。その報告です。
楽器のキーボードのイヤホン端子で音の違いが分かるかも記しました。

mp3プレーヤー


手ごろな値段のmp3再生機です。画像左:初期画面、画像右:再生中、小説:「吾輩は猫である」。
仕様
項目
詳細
モニター
液晶モニター画面
インターフェース
USB2.0、充電端子兼用
対応ファイル
mp3、txt ほか
マイク
ボイスレコーダー用
イヤホン端子
Φ3.5mmステレオ
内蔵メモリー
4GB(1曲4分で1000曲)
バッテリー
 
リチュームイオン 3.7V
250mAh(300回使用可能)
サイズなど
40x9x93mm、36g
購入価格
¥4290-

mp3プレーヤーとイヤホン


mp3プレーヤーとイヤホンを並べると、プレーヤーの小ささがわかりますね。
イヤホン:上から、ソニー、パナソニック、ナショナル、100均、付属品。
100均は、さすがに、すべてに不明瞭で価格なりで、期待する方が無理です。
付属品も同様で、視聴用と記してあり、別途性能の良いものをお求めくださいと但し書きがありました。

イヤホンの差

左端の赤いイヤホンは、Nationalです。記憶にないくらい以前に購入したもので仕様書も行方不明ですが、性能もまあまあで価格もそれなりでした。
古いので幾らか劣化しています。間違えて大音量を加えた記憶があります。片方からびりびりと異音が聞こえます。

このNationalをもって、電車に乗りました。あれ、朗読がよく聞こえないな。こんなはずではなかった。よく考えると、このイヤホンは開放型です。つまり外部の音も聞こえます。車内の案内の声が大音量で聞こえます。地下鉄内の騒音がすごいのを実感しました。室内での実験では、何も雑音がありませんので、こんなに違うとは想像もしていませんでした。

帰りに、途中のパソコン店で、中央の黒いイヤホンを購入して帰りました。 panasonicです。価格¥1000-ですので、性能もそれなりです。 しかし、密閉型ですので、外部の音は聞こえにくく、やっと朗読を楽しめるようになり、子守り唄を聞く気分で帰りました。
仕様抜粋:panasonic ¥1000- 10.7mm 6Hz-23,000Hz 100db/mW

右端の白いイヤホンは、以前に購入したもので、sonyです。楽器のキーボードのイヤホン端子に差し込んで、使っています。
仕様抜粋:sony ¥1166-  9mm 5Hz-24,000Hz 103db/mW

この、黒と白のイヤホンを見比べていると性能は同じようだなとなります。 大きさも、ケーブル長さも同じです。で、楽器のキーボードに差し込み聴いてみます。 なんと、違いが分かります。
Panasonic の方が仕様では劣っているのですが、感度がよく、また、音の解像度、明瞭度、音の楽しさが違いました。Panasonic に軍配が上がりました。

その結果、mp3プレーヤーはsonyとの組み合わせに変更されました。

イヤホン、ヘッドホンの価格には、大きな開きがあり、何万円もするものも売られています。これらが価格相応の音がして、素晴らしいもののようですが、残念ながら、聞く方の聴覚が年齢と共に劣り、よい音かどうかの聞き分ける能力が怪しくなると、まあいいかと適当なもので妥協せざるをえませんね!!