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DELL GX240
DELL OptiPlex GX240・筐体を変更する
2006.05.24
最近、縁あって少し前のPCが小生の所を通って、何台か他人の手に渡った。OSのCD-ROMが付属しているもの、OSをバージョンアップして、違うものが付属していたもの。またまた、インストールしてあるだけで、OSのCD-ROMが付属しないものなどなど、雑多な構成だった。 全数、手持ちのWIN_MEが入っているHDDを取り付けてテストした。
その結果、1Ghz位のPCで、まだ実用になる事を実感し、OSのCD-ROMが付属したユースドパソコンを探す事にした。 しかし、正規のOSの未開封の古いものは手に入らず、悩んでいた。手持ちの古いパソコンや、ユースドパソコンは、市販されていた時のOSを入れて使うのが正解で、古いPCに次世代のOSを入れるのは、多くの不都合を生じ動作上うまくありません。 32ビットで動くように設計されているPCに、64ビットのOSを入れても動きますが実用になりません。
先日、OSのCD-ROMが付属して、ペン1.5Ghz位のユースドパソコンを探していたら、適当なのを見つけたので、購入した。 最初から、別のケースに組み替えする予定だったので外観は気にしてなく、動作OKならばメーカー問わずだった。
DELL:OptiPlex GX240、本体のみ
ペン4:1.7Ghz、256MB:PC133SDRAM、40G:HDD、コンボ:CDRW/DVD
別途、DELL用リカバリーOSを購入、WIN_2000
最初の考察
通電すると、めでたくWin_2000が起動した。他のアプリケーションはなし。
画像左から、セレロン333機。DELLのケースにセレロン733を入れたもの。 今回のDELL・GX240。
最初、ドミノ倒しで、上の画像の右から左へ中身を入替えようと考えたが、中央の「DELL」は先日中身を入替えて動作良好なので、ここで2台ともうまく動かないと不便なので中止し、購入した右端のGX240を左端のケースに入れる事にした。左端は、以前使っていたセレロン333機で、知人へ譲ったものが、故障で戻ってきたものです。知人には、ユースドのPCで1Ghz、Win_2000のものを探して交換した。
記念の画像です
左端のセレロン333機
多分、中身は全て処分でしょう
マイクロATX
セレロン333
随分 長時間活躍しました
99年2月購入
win_98
PROTON
次の考察・分解
トランクの様に開きます。
隙間がありません。左下、白い丸はファンです、その下CPU。右上黒丸もファン、電源です。
GX240のケースは、トランクのように開きます。
前部の上下にヒンジ部があります。 立てたときの上部と下部の丸いボタンを押すと、ラッチが外れます。 あけてびっくりです。部品が両側についていたものを見るのは、驚異です。
解体は、少し手こずりました。
画像の中で、緑色に見えるものは全て、部品を取り付けるための樹脂などで、これらを外すと部品を外す事が出来ます。 逆C型の金具を上に引っ張ると、ライザーカードとスロットが外れます。その下は電源です。その左はVGAカードで上に引きます。
メインボードとHDDなどをつなぐフラットケーブルを取り除き、CD-ROM、HDD、FDD、USB入力、電源スイッチ、SPなどを外します。
画像上は、サブシャーシに固定されたメインボードです。 撮影用に、VGAカードを差し込んであります。
メインボードは、サブシャーシに搭載され、左の出力コネクタの枠ごとシャーシに差し込まれています。外すには、右端の緑のレバーを手前にあげながら、出力コネクタ側の枠を内側に押し込みます。
メインボードをサブシャーシから外すのは、右端中央のねじを取り、ボードを10mm位右に移動し、出力コネクタが枠からずれれば外れます。しかし、中央上のファンの下がCPUで、CPUのボードの裏側には、ミニシャーシが付いていて、これがサブシャーシに差し込まれていますので、勇気と力が必要でした。これでいいのか心配でした。 また、メインボードに通常の取り付け孔がまったくなく、さてどうするか悩みが・・?
画像上は、外した必要なもので主なものを並べました。
HDD、CD-ROM、FDDの横に取り付けられているのは樹脂のレールです。
電源は外すのに手こずりました。右端の緑の樹脂を矢印方向に(右方向)と表示があるのですが、これの裏側がシャーシに差し込まれているので、手前に出てこないのです。 構造がわからず、とうとう、シャーシと外側の樹脂カバーとを分離して考察しました。なんて事はない、1mm位の溝にひっかかっているだけでした。
画像左:
全ての部品を外されて残ったどんがら。
ケースを加工
メインボードをケースに取り付けるには、サブシャーシを取り付けて、その上にボードを載せるしか方法がありません。 電源は、外した物をケースの下部に固定する事にして、排気をどうするか考察です。
画像左:
ケース後部、この画像は、最初に撮らなかったので外した物を並べています。
画像中:
最初に開けた部分。
画像右:
少し幅が狭かったので広げる。サブシャーシを入れると良い位置になりそう。
メインボードを載せるサブシャーシは、初めにケースにビス4本で固定します。
電源を固定する方法と、電源コードをどこから入れるかを考察。しばし休憩!!
画像上は、電源350W。箱とその中身
電源は、ケースの定位置に新しい物を取り付けるほうが簡単かと、秋葉原を徘徊。 ありました。考えられない価格であったので購入。
電源が大きくなったので、開口も大きくし、取り付け孔も変更。 サブシャーシも4ヶ所ビス止め。
メインボードを取り付け、位置も良いようです。
仮通電・組込み
これで動くのかと、仮通電です。動作OKでした。
後部の開口が大きいので、網を考察。100均一店で餅網を購入。
あちこち切った、曲げたり、ずらしたりして完成です。
網を取り付け、VGAボードも取り付け。その他の部品も取り付け、フラットケーブルでつなぎ完成にちかづきました。
画像左:
金網は、模型用のプラスチック板と3Φのビスで固定。
VGAカードは大きなワッシャーを使い金網に固定。
画像右:
GX240の出力用サブ基板を、前面パネルの空気吸入口にビス止めし、 ここから、電源スイッチ、表示LEDに接続、USBコネクタは直接半田付け、 音声もコネクタに差込、別の機種から取り外した手製のスピーカーBOXに入力。
画像左:電源の後ろ側が少しきつかった。右:前面パネル。カバーを付けて完成です。
完成・揃い踏み
完成したので、他の機種と並べて見ました。全て動作良好です。
画像左:
ペン166、DOS6.3、WIN_95、起動時にFDで切り替え
画像中:
改造して中身を入替え、外側DELL・DIMENSION3000、 中身セレロン733、Win_Me。
今回、引き出し式HDDケースとスピーカーboxが右へ移動した
画像右:
今回、セレロン333からペン1700、Win_2000に中身を入替えた。 1部色が黒いのはご愛嬌。
裏側も随分個性的です。排気口の合計量が、右へ行くほど増えています。
購入したもの、合計 ¥24,300-
パソコン:DELL・GX240、¥19,800-
OS:同上用リカバリー・Win_2000、¥3,000-
電源:350W、¥1,500-
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