SSD 速度比較
29.03.16
パソコンのドライブにSSDが使われるようになった。HDDと比べる動作が速くなり、イライラが少なくなった。
しかし、メーカーの表示のようには読み書き速度が出ない。原因は多々あるようだがそれらを検証して改善するのは無駄のような気がする。購入してそのまま使えなくては面倒です。
手元にあるSSDを調べた結果の報告です。
ディスクトップ実験データは購入順で、最新は最後です。
ノートパソコンのデータは、別途購入したSSDと実験に使ったSSDです。
実験に使ったデスクトップパソコン ; OPTIPLEX 790
- 製造
- DELL
- 型式
- OPTIPLEX 790
- CPU
- Intel Core i7 2600 3.40Ghz(4C/8T)
- メモリー
- 16GB(4GBx4) (Ramdisk4GBを含む)
- OS
- Windows8 pro 64Bits
- port
- 4
内蔵していた3.5吋のHDDのデータです。ポートの転送モードは SATA/600 です。
intel 335 Series 240GB
- 製造
- intel
- 型名
- 335 series
- 容量
- 240GB
- 読込速度
- 500 MB/s
- 書込速度
- 450 MB/s
- タイプ
- MLC
-
書込は期待に反し気になるデータです。ポートの転送モードは600MB/sです。
その後、このSSDは、データドライブとして、ポート2に接続され、ポートの転送モードはSATA/300 となり、転送速度は左図のように変わりました。ポート1に変更しても速度は同じでした。
書込みが早くなるのはなぜでしょう??
intel 530 Series 240GB
- 製造
- intel
- 型名
- 530 series
- 容量
- 240GB
- 読込速度
- 540 MB/s
- 書込速度
- 490 MB/s
- タイプ
- MLC
-
読込、書込、共に期待に反し気になるデータです。ポートの転送モードは600MB/sです。
違う方法で測定したら違うデータが出ました。CrystalDiskInfo:デフォルト、0 Fill ,1 fill です。
crucial BX200 240GB
- 製造
- crucial
- 型名
- bx200 series
- 容量
- 240GB
- 読込速度
- 540 MB/s
- 書込速度
- 490 MB/s
- タイプ
- TLC
-
読込、書込、共に期待道理のデータです。ポートの転送モードは600MB/sです。
その後、このSSDはノートパソコンに移動しました。後述。
Samsung 750EV 250GB
- 製造
- Samsung
- 型名
- 750EV series
- 容量
- 250GB
- 読込速度
- 540 MB/s
- 書込速度
- 520 MB/s
- タイプ
- TLC
-
読込、書込、共に期待道理のデータです。ポートの転送モードは600MB/sです。
接続をポート1、ポート2に変更すると、ポートの速度は、SATA/600 ですが、速度は落ちました。
ノートパソコン、その1:NEC VersaPro VB
- 製造
- NEC
- 型名
- VK10E/BB-B
- CPU
- Celeron U3400 1.06GHz (2コア)
- OS
- Windows 7 Professional 32ビット
- メモリー
- 8GB (4GBx2) (初期:1GB)
- 製造
- intel
- 型名
- 335 series
- 容量
- 180GB
- 読込速度
- 450 MB/s
- 書込速度
- 500 MB/s
- タイプ
- MLC
ノートパソコン外観、仕様、HDD:intel180gb です。
ポートの転送モードがSATA/300 ですので、期待したほどの速度は出ません。
ノートパソコン、その2:FUJITSU FMV-NF/A50
- 製造
- FUJITSU
- 型名
- FMV-BIBLO NF/A50
- CPU
- Core 2 Duo T8100 2.1GHz(2C)
- OS
- Windows 7 Home Premium 32ビット
- メモリー
- 2GB (1GBx2)
- 製造
- crucial
- 型名
- bx200 series
- 容量
- 240GB
- 読込速度
- 540 MB/s
- 書込速度
- 490 MB/s
- タイプ
- TLC
SSDはディスクトップでの実験後移動
ポートの転送モードはSATA/600 ですが、期待したほどの速度は出ません。
ディスクトップでの実験データとは随分かけ離れています。
後日追記、読出:1762、書込:1073
29.03.16
その後、crucial SSD のSTRAGE EXECUTIVE をダウンロード、実行。
SSDの最後にRAMを作成。
結果は、期待を通り越して、すごい値になりました。
体感でも早くなったのが感じられます。ネットで調べるともっと良い数字が出ていますが良しとしました。
電源投入回数534回、使用時間35時間、という表示がおかしいです。多くの機器で、ほぼ同じ数字です。つまり、使用時間500時間くらいのはずです。