古いラヂオの組み換え

28.09.26

昭和54年に手に入れたラヂオが、物品棚から出てきた。 捨ててしまえばそれまでだが、中の部品を交換して100均ラヂオにすることにした。 大きさ:70x140x35、AMFM2バンド、9石スーパー、 電源単三3本4.5V。
画像左から、表面外観、部品の配置、後面内側、後面外側。

部品を取り去り、基板のみにする


基板を外して取り出す。全ての部品を取り除く。


基板には取りにくい部品が残った。VR、バーアンテナのホルダー。 全ての部品と基板。中間トランスなどが7個。

回路と基板


回路は今までのものに決定。


部品を、基板の裏面に取り付けるか表面に配置するか、考えながら、配置を考察。
しかし、上手い具合には配置ができず、別の方法を考えることに。

ミニ基板を作る


フリーソフト、PasSで、ミニ基板の部品配置を考察。 寸法を小さく出来るように部品の配置を考える。

上図:
あはは、こんな風に出来上がった。 バリコンから上部へと繋がる白線はアンテナ線です。
しかし、問題が。スーパーの回路のフェライトアンテナとバリコンを使ったので 同調が合わず、1局しか受からなかった、しかも表示とずれている。もっと悪いことにスピーカ前面にあるシートが防水なのか音質も悪く音量が不足していた。

右図:
上部のアンテナの穴に電源スイッチを設置して、劣化しやすいVRのスイッチを使わないことにした。アンテナ線を伸ばしたら、ましな音量になった。 おもちゃとしてはよいかと、穴をあけて紐を取りつけ何処かに吊るして使おう。 電源:単三1本。