小さい軽い・Panasonic Lets note

2006.10.17
B5ノートを見つけてしまった。付属品もついて、Win98が入って動作もいいようなので衝動買いをした。
本体裏側のゴム脚がなかったので、誰かがあけたのだろうとは思ったが・・・。

調査結果の規格

調べた結果は
  1. Panasonic:Lets note
    CF-S51WJ8S
  2. CPU:セレロン 400Mhz
  3. メモリー:128MB
  4. HDD:6GB
  5. ドライブ:FDD、I/O外付け、付属
  6. サイズ:B5ファイルサイズ
  7. OS:win98
  8. 本体重量:1.4KG
  9. 他付属品:ACアダプタ-


全セット  左から
  1. 外部ポート接続、I/O BOX、
    接続ケーブル
  2. ドライブ:FDD
  3. Panasonic:Lets note
  4. 上:ACケーブル、ACアダプタ-

動作はいかに?

この機は、購入するときに、店頭で通電して動作を確認したが、なんとなく起動が遅い感じがした。
早速、通電すると案の定、起動して待機までに60秒を要した。 また、HDDを1ドライブで使っていた。そこで、OSをインストールしようと考察するも、方法がありません。CD-ROMドライブがありません。 ネットで調べると、同じ悩みを抱えた投稿があちこちにありました。

解体です

もう方法はこれしかありません。別の機でOSをインストールして元に戻す。もしくは別の機でOSを丸ごとコピーして元に戻し、インストールを実行する。



裏側です。上部の電池を外します。

電池で隠れている箇所のビスを外します。
次、 誰かが実行した痕がある四隅のゴム脚のビスを4個外し、中央のビスを外します。 合計、6個、3種類です。



表面、キー部分の手前の隙間に定規などを差込み、上に上げます。コネクタ2個を外します。
パネルは、Fn、無変換、End、の3箇所で固定されています。外します。3個。
パネルは、手前のところがラッチで下側のパネルに食い込んでいるので注意して外します。下(裏)側のパネルが手前に広がるように、爪をいれて作業します。ここでドライバなどの工具を使って、ラッチを壊した記事がネットにあります。なだめすかしながら作業をします。パネルを外す時には、コネクタ2個とフラットケーブル1個も外します。
全部取れると右のように全部が見えます。


HDDは左手前サブ基板の下側にあります。サブ基板の周囲の4個のビスを外します。
丁寧に、基板を上に外します。右側のコネクタに差し込まれていますので、こじらない様に注意が必要です。
サブ基板を外すと、右のようになります。


左:外したサブ基板上側

右:外したサブ基板裏側、HDDが見えます。
HDDを外します。

OSのインストールの準備と実行


別の機を準備します。
これもパネルを開けて、HDDを外し、代わりにHDD用のフラットケーブルを差込み、 panaから取り出したHDDをつなぎます。FDISKを実行し、ドライブを2個に分割し、CD-ROMからOSを丸ごとコピーします。



HDDを元のpanaにいれ、組み立てます。
setupを実行します。
win_MEで何と起動から待機まで40秒でした。やれやれ、完成です。

蛍光灯の下で撮影したのか、カメラが違ったのか、原因不明で色調が変わった。
別のパソコンみたいだな!!

追加の記事・遊び


上で冶具として使ったパソコンと並べました。



左:本機、Panasonic Lets note、発売 2000.1 B5
右:冶具として使った、NEC NX LW20/4、発売 1998.7 A4

パソコンの進化は激しいが、この差はすごいですね。
重さ半分以下、厚みも半分です。
しかし、FDD、CD-ROMがなし(左)と、 一体型(右)を比較するのは酷かな!


今まであった、携帯用のパソコンを処分しよう。 左:FUJITSU、右2台:IBM、 長い間、ご苦労さまでした。