キーボードの分解掃除

2015.06.05
現用のパソコンのキーボードは、随分長い間掃除もしないで使用されている。 パソコンが新しくなっても、キーボードはそのままで使われてきた。 接触不良などはなく、調子も良いのだが、いくらかキートップが汚れている。 たまには、分解掃除をしてみようと実行。

バックパネルのビスを外す


キーボード表面です。よく調べたら、PS2のコネクターだったので、随分昔に購入したものですね。
この状態でキーの配置を写真に撮っておきます。


キーボード裏面のビスを外します。ビスの長さの違うのが使われている場合があるので、長さ、形状を見ながら外します。3種類ありました。

バックパネルを外し、分解する


構成部品です。スイッチ部分はシート3枚を、別の凸(デコ)のあるシートで押して接点をONにしています。


解りやすい位置に配置をして、フムフムと納得する。

キートップを外し、石鹸で洗う


キーボードの裏側から、キートップのストッパーを狭めて押し込み、表側に押し出し外します。Enter space Shift など大きいキーは注意が必要です。コの字の金具が使われている場合があります。Enter キーの中には、100mmのコの字の金具が使われていました。壊さないように注意が必要です。


左:石鹸で洗ったキーボードパネルと、キートップ。
洗った後、通気のよいところに干して、乾かします。

右:乾いたので、次の工程に移ります。

キートップを元の位置に取り付けます


最初に撮影した画像を元に、キートップを所定の位置に差し込みます。 キートップが平面でなく傾斜しているものは、特に注意が必要です。隣とよく見比べましょう。


キーボード表面の完成です。裏返してスイッチのシートを注意しながら位置を合わせ、 バックパネルを取り付けます。パソコンに接続して、通電します。最初に通常は右上にある表示LEDが点滅します。もし、点滅がなければ、接触が悪いか、ずれています。 バックパネルを外して、再点検します。
通電して何事も起きなければ完成です。 綿埃は少なかったが、やはり内部も汚れていたんでしょう。掃除して滑りもよくなったようで、なんだかキーが軽くなったようです。