DELL T110 II  リム-バブルディスク交換

2014.08.07

パソコンが起動しなくなった。リムーバブルディスクが不良になったようだ。 症状と、交換した結果の報告です。

最初の症状


パソコンが起動しないのは珍しい。何かが表示されるがおかしな画面が出るときはあるが、HDDがないと出る。認識して無いようだ。 BIOS画面で、SATAのPORT Aを見ると、HDDを認識していない。 今まで正常に動いていたのに不思議です。

acronisで復元・書き戻す


左:内蔵の3,5インチHDD。右:USB接続のバックアップファイルの入った、2.5インチHDD。
HDDを認識しないのは、ファイルがおかしくなったのかと、WindowsのDVDを入れるも、ニッチもサッチも修復を実行しない。
HDDの問題だろうと考えたので、バックアアップしてあるファイルを書き戻すことにした。しかし、acronisで起動するも、HDDが1台しかないと表示されて先へ進みません。やむを得ず、3.5インチHDDをUSBアダプターで接続、2.5インチはそのままUSBで接続、実行します。

acronisでの表示に悩む


バックアップファイルは、マイコンピュータの500_BK(C:)にあります。 書き戻すドライブは、204_C(D:)と表示されています。 このまま書き戻すと、起動ドライブがD:になるかもしれません。
USBの差し込み口を変更して、ドライブの表示が変わるかを期待して再起動します。 あはは、同じ表示です。ならば、実行してみましょう。


しかし、復元先の表示は、正しいようです。復元を実行。


時間を要して、復元は完成します。

リム-バブルディスク交換

ここで考察。 BIOS画面で、HDDを認識していないのは、 リムーバブルディスクが酷使されて劣化したのかもと考え交換することに。その説明書きには、脱着回数に注意とある。これは、別の機器で使った物の使い回しですので耐用年数を過ぎたらしい。ほぼ2年使いました。HDD、5台を入れ替えて使っていました。寿命のようです。


左:購入してあったリムーバブルディスクです。後部にファンを追加、電源線、信号線、共にコネクターで出ています。 右:今まで使っていたもの。電源線が古い4Pコネクタ-です。信号線も最初から接続されています。
新しいものは随分頑丈にできています。HDDの動作表示LEDも追加されています。 欠点がありました。後部にファンを後付けしようとしたら、コネクターのピッチが2mmのようで、極性の表示がありません。やむをえず、解体して、コネクタ-を無理やり、2.5mmに取替え、極性も調べました。パソコン本体を開いて載せ換えました。

完成後の外観など


左端のパソコンの2段目のリムーバブルディスクにLEDの表示が出ました。赤はHDDが動作中。緑は待機中です。


BIOSで調べると、SATAのPort AのHDDは正しく認識されました。 ファイルを書き戻したので、当分快適に動くでしょう。

その後の変更


音声出力は、DACを内蔵したスピーカーシステムに変更、赤枠内。 内部のスピーカーシステムは撤去しました。小さい割にはよい音です。

追記 ・ HDD 2.5 3.5変換ケース


2.5インチのHDDをケースに入れて、3.5HDDとコネクターなどを同じ位置にする変換ケースを手に入れた。2.5HDDをディスクトップ機に入れて使えます。
画像左から、3.5インチHDD、2.5インチHDDを変換ケースに取り付け。 3.5インチHDD裏側、変換ケースに入れた2.5インチHDD裏側。


変換ケースに2.5インチHDDを取り付け、600GBのHDDの中身をクリヤした。00Hを書き込みます。所要時間約2時間を要します。