キーボード、ケーブル交換、ATからPS/2へ

2011.06.04
パソコンのキーボードの配列にはいくつかの種類がある。ノートパソコンはメーカーや製造年月によっても配列が違い、戸惑うことが多い。
小生は、ディスクトップパソコンを愛用している。そして、キーボードはUSタイプを使っている。スペースキーが長いのと、キーの数が少ないので使いやすいのです。 パソコンを買い換えても、付属のキーボードは箱にしまったままです。 しかし、先日、キートップを黒色に塗り替えたら、打ち間違いをして途中まで作ったファイルを駄目にしてしまった。キーボード上に電源断のキーがあることを忘れていたのです。 しまってあったキーボードを調べたら、電源断のない古いものがあった。ATキーボードなので変換アダプターを使って動作させたら、何事もなく動いたので、ケーブルをPS/2タイプに変更して使うことを考察。

新旧のキーボードを並べる

キーボード、4台

画像左上(a):ケーブルを交換した101キーボード、元はATケーブル、赤丸:Print screen
画像右上(b):ケーブルが左(a)に移動した107キーボード、赤丸:Print screen 赤四角:wake up
画像左下(c):ケーブルが硬いので交換される104キーボード、PS/2ケーブル、赤丸:Print screen
画像右下(d):ケーブルが左(c)に移動する予定の107キーボード、赤丸:Print screen 赤四角:wake up

左側のa、cの白色のキーボード2台がケーブルを交換して使われるようになったもので、購入は、記憶にないくらい古いです。しかし、接触不良もなく、使えました。 右側のb、dの黒色のキーボードは、過日、キートップを黒色に塗装したもので、 片方は廃棄処分に、他はスペアになりました。約4年使用。通常は、Print Screen キーがあるところが wake up になっており、画面が取り込めず、こっちかなと2個右を押してしまい、Power を押してパソコンの電源が断になりました。何度か行い、 Power がなければ間違いは生じないと考え、キーボードの交換です。
 

ケーブル 左のケーブル(e)は、上図の左上(a)の101キーボードについていたもので、ATコネクタです。 画像下(f)の短い変換ケーブルでPS/2コネクターに接続できます。しかし、これが時々抜けて、調子が悪く、使われていなかったのです。ケーブルをPS/2のものに取り替えればよいのですが、接触不良になったキーボードを処分するときには忘れていました。今回、思い出して実行しました。
しかし、色々な事が生じます。bの黒色のキーボードからはずしたケーブルを、色を合わせて半田付けしても、動きません。電源が逆、信号が逆で、結局、テスターで調べなおして配線しました。最近の中国製は随分いい加減です。

2台目は調べて実行しました。

ケーブル

画像の上側(g)は、104キーボード(c)のプリント基板です。接続は正しい順序に並んでいます。
画像の下側(i)は、107キーボード(d)のプリント基板です。 電源線と信号線が、それぞれが逆に半田されています。この基板の表側のシルク印刷では、上の基板と同じ順序の表示があります。

シルク印刷を信じて、線材の色を無視して接続しました。結果は、iの黒色のケーブルと、gの白色のケーブルを入れ替えました。dのキーボードもキートップを入れ替え、スペアとなり、処分はbのみとなりました。