DELL T110 II  部品を追加

2013.08.09

パソコンとして使うには、いくつかの部品が不足しています。 最初にこれらを考えます。

不足部品を考える

VIDEOボードの増設


本機は、2画面で使うつもりなので、VIDEOボードを取り付けます。
規格:AMD Radeon HD 6350 512MB(DVIx2)
うまい具合に、手持ちがありました。別電源を要しないので、多分、それほどは電力を食わないでしょう。

メモリーの増設


搭載されているのは、2GBです。240pin
規格:2GB (1x2GB/1R/1600MHz/UDIMM)(スピードはCPU次第)


動いている別のパソコンからメモリーを2枚拝借。4GBx2=8GBです。
規格:4GB (NECC DDR3-SDRAM(1333Mhz))

4GBx2=8GB、起動しません。BIOS画面にもなりません。 どうやら、規格が合わないようです。
最初の予定道理には、ことが運びません。 元道理に2GB、1枚に戻します。

リムーバブルディスクの取り付け


シリアルATAのHDDは、収納ケースを使わなくて単体で交換出来ますので、 リムーバブルケースを取り付けます。残念ながら、電源コネクタが古いタイプの4Pです。変換ケーブルを使います。配線がごちゃごちゃするが仕方ありません。
手前のカバーを手前右に開けるとHDDが取り出せます。

スピーカーの取り付け

サーバーには、音声入出力はありません。 パソコンとして使うには、音声出力とスピーカー位は必要です。 USB接続で、音声出力が出る、小物のDC-AC変換器が手元にあったので使ってみました。 スピーカーも何かで使っていたものでしょう。プラスチック板を適当な大きさに切り、 その上にスピーカーを両面テープで固定。それを、また、両面テープで、HDDのマウンターに固定。HDD収納場所へ入れます。音声出力側のみ使用。USB端子は、ボード上のものに差込み動作確認。

OSインストール

Win XPについて


動いていた別のパソコンからWinーXPのHDDを外し、取り付けます。 いろいろな表示が出ますが、結局、修復もうまくいかず、起動しません。
新規にインストールを実行するも、HDDが壊れていると表示され、インストールが不可能でした。古いOSはインストールできない時代になったようです。

Linux ubuntu13.04について

Linuxのubuntu13.04を新規にインストール。 USキーボードで日本語入力が可能。2画面表示が可能。インターネットに接続して、 youTubeの再生を実行、不足ファイルをダウンロードしてインストール、動作を確認。

Win 7・win 8について

Win 7 32ビット版 インストール。完了、動作確認。
Win 8 64ビット版 インストール。完了、動作確認。

メモリーについて

リソースモニターでメモリーを調べる

リソースモニターで調べます。YouTube で動画を動かします。


空きが31MBです。

空きが0MBです。増えたり減ったりで動いています。 やはり足りないかと・・・
 

メモリーの手配

テストをしながら、ネットで最適なメモリーを調べ、手配します。


外観

銘板部分の拡大

メーカーで動作確認済みのメモリーが配達されました。
メーカー:Kingstone
規格品番:KTD-PE316E/8G

あはは、妥当な価格です。8GBx2で代引きで、約¥2.5万円でした。
その後、よくわからない説明書と格闘するとは思わず・・・

メモリーの取り付け

説明書には、
システムにはメモリソケットが4個あり、ソケット2個の各セットは2 つのチャネルで構成されています。
各チャネルの最初のソケットは、白色のリリースレバーが目印です。

と、記されています。
最初のソケットは白色です。では、次のソケットは、それは隣の黒ソケットでしょう。 文面からは、このように解釈されます。白黒で1チャネルです。と解釈できます。 通常は、白2個で1番目のチャネル、黒2個で2番目のチャネルです。 わざわざ説明するので、あっているのでしょう。


説明書道理に、最初に2GBが挿入してあった、白ソケットと隣の黒ソケットに差込み。通電します。


こんな表示がでて、間違っているようです。


やはり通常道理に白ソケット2個に挿入が正解でした。番号1、2を使用。

リソースモニターでメモリーを調べる

リソースモニターで調べます。YouTube で動画を動かします。


空きが1286MBと増えました。1024x16=16384MBの容量を認識。

そろそろ完成です


左:前面。DVD-ROMをDVD-RWに変更。リム-バブルディスクをDVDの下へ設置。
右:内部の配置。リムーバブルディスクの配線をまとめる。メモリーを番号1、2へ挿入。
音声アダプターをボードに搭載のUSB端子に差込み、スピーカーの台座をHDDマウンタに載せたので、HDD挿入個所に丁寧に押し込む。
VIDEOボードを、PCIe X8 のスロットにボードの加工無しで差し込む。このスロットは、幅は x16 ですが、動作は x8 です。 完成です。

今回、手持ちの部品を流用しようと考えて購入しました。 出費は、本体とメモリーのみで、約5万円です。
しかし、OSなし、キーボードなし、マウスなし、モニタなし、ビデオケーブルなし、そのほかに、上記の部品を購入となると、入手を躊躇するでしょう。さて、いつ、サーバーとして動くようになるか楽しみです!!