マルチメーター(回路テスター)電池交換

28.12.29
随分前に、マルチメーター(回路テスター)の電池を交換せねばと考えて購入してあった電池を交換したお話です。

何故こんなにあるのかは不思議ですが、電子工作の同好会で福引で当たったものが 2台あります。よく使われるのは左端です。テスターのリードを差し込む穴が4カ所のものは、どこを使うのか悩んで確認して使うので、使われる頻度は少なくなります。 このほかに、昔のメーター式のテスターも複数ありますが、現在は使われていません。
テスターに内蔵の電池の電圧が高いと回路を壊す事があったので、昔は9Vの電池で動くテスターは少なかったが、現在はマイコンで動作するので、多くが9V動作です。
画像は、上がマルチメーター、その下が使われている電池です。 多くが、006P、9Vです。

左:一般形式の物。  右:hFE、kHz、nF が測定可能

左画像:
一般的な項目を測定できる廉価版のテスターです。電源スイッチとレンジスイッチが連動なので切り忘れはほとんどありません。電池残電圧:7.7V。表示最大:1999。
右画像
電流の測定箇所のリード穴が2か所あるので、どれを使うのか時々悩みます。 トランジスターのhFE、40kHzまでの周波数、400nFまでのコンデンサーが測定できます。また、データをパソコンに取り込む出力ポートもあり、自動データ取り込みも可能です。電池残電圧:6.5V。表示最大:3999。

左:Hz、°C、%RH、dB、Lux が測定可能。  右:一般形式の物

左画像
温度計のプローブが付属していて、温度が測れます。次の3個の、音量測定、照度測定、湿度測定を測定するセンサーは内蔵されています。 電流の測定箇所のリード穴が2か所あるので、どれを使うのか時々悩みます。 電池残電圧:5.0V。表示最大:3999。
右画像:
一般的な項目を測定できる廉価版のテスターです。電源スイッチとレンジスイッチが連動なので切り忘れはほとんどありません。電池残電圧:5.2V。表示最大:1999。
¥1000ー以下で手に入れたので、もう1台あったが、バイクの充電を確認する方法で悩んでいた知人に譲りました。端子電圧を測定しながらエンジンを起動したが端子電圧が下がって発電していないことが判り、修理になりました。

左:MASTECHの中の構造

左画像
調整用のボリュ-ムの多さにびっくり。アナログの入力センサーのレベル合わせで使っているのだろうと想像するが、この多さには驚きました。
右画像:
電池は面白いことに、バックパネルに固定され、電池の出力はケースとの隙間に端子が挿入され通電されます。

左:hFE、°C、nF が測定可能。  右:一般形式の物、ポケットテスター

左画像
温度計のプローブが付属していて、温度が測れます。 トランジスタのhFEは付属の治具を用いて測定します。 容量の測定範囲が広い。1000μFからnFまで。 電池残電圧(単四三本):4.2V。表示最大:1999。
右画像:
一般的な項目を測定できる廉価版のテスターです。 電源スイッチとレンジスイッチは別です。 テスターリードが本機と直付けでとれません。本機の枠に巻き取り式で収納です。 電池残電圧(アルカリボタン電池2個):2.2V。表示最大:1999。

左:MASTECHの構造

左画像
調整用のボリュ-ムが4個あります。
中画像
電源は単四三本で、裏蓋に内臓され、接点と基板上のコイルばねでつながります。 本体との結合は、タッピングビスです。
右画像:
電池のカバーを兼ねて、斜めに固定する足があります。このパネルはビスナットで電池ケースに固定されます。

右:ポケットテスターの構造

左画像
通電テスト用の圧電ブザーがあります。そのほかには裏付けの部品もなく綺麗です。電池はボタン電池2個です。
右画像:
電磁波の遮断用のシートがあるのみです。