MIDI 音楽編集ソフト「Domino」

ダウンロードしたファイルを解凍し、説明書を印刷します。50ページを超える丁寧な使いかたの説明書です。しかし、これは、Domino の使い方ですので、楽器のキーボードとの接続方法は詳しくはありません。
当たり前ですが、楽器の取扱説明書もキーボードの使い方の説明で、パソコンとの接続方法は簡単にしか記載がありません。 ネットで調べても詳しいページはありませんでした。
残念と、あきらめては、所期の目的が達成できませんので、実験しながら試行錯誤を繰り返して、調べます。

CASIO LK-205の設定

光キーボードとパソコンとの接続は、説明書に従って、設定します。
先にパソコンを起動しておきます。
市販のUSBケーブルで、光キーボードとパソコンを接続します。
USBケーブルは、パソコン側は通常のコネクタ(B)、反対側はプリンター用(A)という形状のコネクターです。3mのものを手に入れました。
光キーボードの電源を入れると、自動でドライバーがパソコンにインストールされます。

MIDIソフトから確認

Dominoを起動します。上の画像が開きます。
ファイル、環境設定を開きます。
画像中の左、MIDI-OUTをクリック
右側のAを選択。出てきた小窓から、CASIO USB-MIDIを選択。
このときに、画面最下段に、 MIDI出力デバイス「CASIO USB-MIDI」が開けませんでした。と表示されたときは、光キーボードを認識していません。 この時は、前項目の、「CASIO LK205の設定」を再試行してください。

MIDIソフトを読み込む

DominoにMIDIファイルを読み込ませます。上の画像が開きます。
はいをクリックして、ファイルを読み込ませます。数分は要しません。

曲により表示が違いますが、MIDIの譜面を読み込みます。
左端の赤枠に注目。ここには、PortA Ch01 とあります。 この Ch01 を Ch03 に変更します。
赤枠内で、マウスの右クリック。小窓から、トラックのプロパティを選択。

トラックのプロパティを開きます。
赤枠のチャンネルを 3 に変更します。
このチャンネルを、3もしくは4に設定すると、鍵盤のLEDが光ります。

左端の赤枠内に、Ch03 の表示を確認。
パソコンのスペースバーを押します。光キーボードから音が出て、キーボードが光ります。
スペースキーを押すと止まります。
うまくいかなければ、再試行します。

MIDIソフトの指定に楽器の種類が多い

左端の表示に、多数の楽器が使われているとき。画面1部はめこみです。
上部右の玉ねぎマークをクリック(はめこみ画像の赤枠、たまねぎマーク)し、ピアノロールオニオンスキン機能を使うをクリック。トラックを表示させ、全部を選択指定する。
左端の表示のスピーカーに色が付けば音が出ます。
Port Ch を3もしくは4に指定します。
スペースキーを押して、演奏させます。
うまくいかなければ、再試行します。

使用後の感想、いろいろな出来事、

音は出るが、キーボードが光らない。
最初は、音がでてもキーボードは光りませんでした。
MIDIにはチャンネルの指定があるので、チャンネルの変更を考察。
チャンネルに3と4を指定すると、キーボードか光ることを見つけた。
ピアノ以外の楽器の音も出る。
多数のチャンネルを使った楽曲では、電子楽器が演奏可能な楽器の音は大部分が演奏される。
チャンネルを無理にピアノに指定すると、ピアノの音が出るときがある。
61鍵のピアノより外側の音も演奏される。
鍵盤をたたくと出る音域より広い範囲の音が出る。
ピアノでは、通常の88健まで音が出る。
光と一緒に、音が移動していって、キーボードの外へ出ても、音だけは演奏される。みていると、不思議な気分です。乙女の祈りは、随分高音域まで使われている。
MIDIデータの著作権はどこにあるのか?
手持ちの古い雑誌のCDからMIDIデータを取り出した。1998年などとファイルの日付が古いです。
作曲者は、MIDIでは作曲していません。誰かが編曲、作品としたものでしょう。
利用するほうは楽しいが、悩ましい問題です。そのため、なるべく古い曲を選択して使った。
映像と音をどのように収録するか?
これが1番むづかしい。コンパクトデジタルカメラを使ってどうするか。
普通に撮影すると、雑音が多くて楽しめません。
別のソフトを使って演奏音声を録音し、映像と合わせようとするも、うまくいきません。
結局、最後は、音声再生をコードで延長して、カメラの近くで鳴らして撮影。
映像と音をどのように編集するか?
編集ソフトは何を使うか。結局、いつもの、Windows Movie Maker を使った。
撮影した映像の解像度が、1280 x 720 だったので、なるべくなら、サイズを変更しないで使おうとした。
試行錯誤の結果、サイズはそのままのものが完成したが、Web ページに載せるには、考えてしまった。
Web ページの横幅は 650pix なので、映像を入れる事が出来なかった。
音が踊り跳ねるのを見るのは楽しい!!
はじめはどうなるかと心配したが、演奏を見ていると楽しくなった。
多分、ピアノを弾く人も、楽器を演奏する人たちも楽しんで演奏しているのだろう。
音楽を楽しむ方法はいろいろあるのだから、MIDIとキーボードで演奏もありかと思う。